お笑いコンビの霜降り明星が、日本テレビで7日からスタートするAKB48の新冠バラエティー『AKB48 サヨナラ毛利さん』（毎週木曜　深0：59※関東ローカル）のMCに決定した。これまでアイドルバラエティーのMC経験はあるが、同グループと初タッグ。令和のアイドルエンターテインメントに挑むAKB48の新たな魅力を、抜群のトークセンスを誇る霜降り明星が引き出していく。また、昨年グループを卒業した峯岸みなみのレギュラー出演も決定。AKB48最後の1期生として、メンバーの活躍を後押しする。

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　AKB48にとっては『AKBINGO！』の終了から約2年半ぶりとなる同局冠番組。13年もの長きにわたって、数々のアイドル番組を演出してきたレジェンド・毛利忍プロデューサーのAKB48番組の作り方と涙の決別。新世代のAKB48と新しいスタッフが、令和のアイドルエンターテインメントを届ける。

　記念すべき第1回は「お前、絶対AKBじゃないよね？」と題し、AKB48のメンバーに紛れた4人の“ニセAKB”を霜降り明星が見破る。エピソードトークや歌、ダンスでAKB48であることを全力でアピールしていくメンバーたち。しかし、AKB48なのにキャラクターが迷走？なぜか歌や振り付けが怪しいメンバーも続出し、せいやは翻弄されながらも推理を繰り広げる。

　霜降り明星は事前にメンバーの情報を入れることを禁止され、ガチで挑んだ初回ならではの企画。過去に番組で共演した数人を除いてはこの日が初対面。二人は見事ニセモノを見破れるのか。さらに第2回以降も、カーリングがハウスから外れたメンバーの衝撃ネタが暴露される「暴露カーリング」、東京ガールズコレクション出場をかけて、ファンが推しメンのファッションコーディネートに挑戦して争う「ファン対抗コーディネートバトル」など新企画が目白押しとなる。

　収録後、向井地美音は「初回は今のAKB48の認知度を痛感する内容ではありましたが、それを逆手に取って一人一人が印象に残るようなすばらしい企画を用意していただきました。そして霜降り明星のお二人は、空き時間にそれぞれのメンバーを覚えようと何度も名前を復唱してくださっていて大感激です。私たちもそれ以上の熱量で応えていかなければ！とより一層気合いが入りました」と充実した様子。

　粗品は「メンバーの一人一人がタレントとして成立してるような、すごく能力の高い面白い方々でびっくりしました」とその魅力を熱弁。「よくアイドル番組のMCを“公式お兄ちゃん”とか言うじゃないですか。それより自分も頑張らな的な、ライバルに近い感じでしたね。佐藤美波さんが結構面白くて、『面白いコメントいう子おるやん！（笑）』って思いました。初回は、リアルな人間模様が見どころです。ほんまに台本なしで嘘なしで、二人とも知ったかぶらずにやったんですよ。知らない人は知らないっていうそのリアルさが面白いと思います」と力説。

　せいやも「すでに収録が面白かったんですけど、まず1本目について言えるのは『ファンの皆さん、街で見かけても僕をボコらないでください！』ってことですね（笑）。AKB48について勉強してくるなと言われまして、攻めた企画なのでそれが逆に話題を生むかなと思います。AKB48のみんなのバラエティー力が結構すごくて、企画に乗っかる感じもリアクションも面白いんで、ここからが楽しみですね」と期待を寄せる。

　今後やってみたい企画として粗品が「全員に会いたいですね。まだ番組に出てきてないメンバー全員と一堂に会せるような、そんな企画を何かやりたいですね」と熱望すればせいやは「僕らが見てたAKB48といえば選抜総選挙ですからね。もう一回大規模な総選挙をやったり、日本中でトレンドになるような企画をやりたいです。徳光和夫さんの位置で、総選挙の結果を読み上げてみたいです（笑）」と妄想をふくらませる。

　そして卒業から約10ヶ月、AKB48の新番組に参加することとなった“OG”峯岸は「今のAKB48のファンの方からさまざまな意見があると思いますが、グループがますます大きくなっていく過程をそばで見られる光栄であり重要な役どころを与えられたと気合いが入っておりますので、お手柔らかにお願いします（笑）。すでに収録した回では今までなかなかスポットが当たっていなかったメンバーが輝いていたり、あのエースメンバーが意外ないじられ方をされていたり、霜降りさん×AKBの化学反応がとても面白かったです。ぜひ楽しみにしていてください!!!!！！！！」と太鼓判を押している。