その年話題となった新語・流行語を決定する年末恒例の『2021 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)が1日に発表され、“年間大賞”にロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(27)の「リアル二刀流/ショータイム」に輝いた。現在、話題を席巻しているプロ野球・北海道日本ハムの新庄剛志監督の「ビッグボス」がノミネートすらされなかった理由について、選考委員のやくみつる氏(漫画家)は選評で説明した。 やく氏は、「報道用資料の冒頭に『この賞は令和二年一二月一日から令和三年十一月三十日までに発生した言葉』とある。これを時期の通り解釈しますとオミクロン株、新庄ビッグボスも当然、範囲に入ってくる」と話す。そして、「ビッグボスという言葉が発生したのは、11月初旬のこちらの事務局が対象候補のノミネート30を発表した真裏で会見をされて飛び出した言葉が『ビッグボス』。正直、拾い得ない」と苦しい事情を説明。
2021/12/01