タレントの松本明子(55)が、26日放送のテレビ朝日系バラエティー『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(毎月第4金曜 深0:50〜※一部地域を除く)に出演した。「実家などの空き家問題でしくじらないための授業」と題し、空き家になった実家の維持費1600万円をダラダラ払い続けていたしくじり経験を激白した。
松本先生はなぜ実家を手放すことができず、ズルズルと放置してしまったのか(?)。今回、松本先生は一般のアンケート調査でわかった“空き家をそのままにする理由ベスト3”をひも解きながら自身のしくじりを公開していくことに。
中学卒業後、上京して芸能活動を開始した松本先生。その後、両親を地元・香川県高松市から呼び寄せたため、実家は1993年から空き家状態となった。松本先生がこの時点で家を売却しなかった背景には「芸能界の仕事がなくなったら両親と一緒に高松に戻ろう」という思いがあったと明かした。
実は、それが実家を空き家にする理由の第3位=“将来的に使う可能性があるから”。先生は当初、維持費は光熱費1ヶ月1万円、1年間で12万円ぐらいと考えていたのだが、実際は固定資産税や植木の管理、火災保険などを含めて年間40万円もかかることが発覚。特に、近隣住民からクレームが入るため、植木や雑草の手入れは年2回必ずやらねばならなかったと打ち明けた。
続いて“空き家をそのままにする理由”アンケートの第2位は“思い入れがあって手放せない”で、松本先生もまた、どうしても実家売却を決断できない“思い”があったと説明。というのも、先生は2003年に父、2007年に母を見送ったのですが、父親が生前、入院先の病室で松本先生の手を取って「高松の実家を頼む」と言い残していたのだとか。遺言を無視するわけにもいかず、1993年から母が他界した2007年まで、14年間にわたる維持費はトータルで560万円になった。
しかもその後、老朽化により維持費が爆上がり。誰も住んでいないことから換気や掃除が不十分となった結果、実家のあちこちにガタがきて修理費用がかかるようになってしまったという。さらに2011年、東日本大震災が発生。それをきっかけに、松本先生は実家を避難場所にできるようにと考え、600万円をかけてリフォームを行ったと話す。
しかし、2017年、松本先生に大きな転機が訪れた。偶然“実家問題”を取り上げた番組に出演したのを機に、「息子に自分と同じように実家問題で大変な思いをさせたくない」と考えるようになり、ようやく売却を決断。ところが、実家を査定してもらったところ、父が3000万円かけて建設し、600万円をかけてリフォームした家が200万円にしかならないというまさかの結果になった。
それならいっそのこと更地にしたほうがよいかとも思ったのだが、なんと解体費用に500万円かかるという驚きの事実が発覚。そう、実は…“空き家をそのままにする理由”アンケートの第1位は、“解体には費用がかかるから”だった。
その後、松本先生は自治体が運営している“空き家バンク”に実家を登録。運よく買い手が見つかり、600万円で売却することができたものの、結局25年間でトータル1600万円もの維持費を払ってきたこととなり、近い将来、多くの人が直面する実家問題について、後回しにせずによく考えようと呼びかけた。
なお、地上波放送直後から『ABEMA』では、松本先生の授業を見逃し配信中。また、12月3日には松本先生授業の続編を放送する。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
松本先生はなぜ実家を手放すことができず、ズルズルと放置してしまったのか(?)。今回、松本先生は一般のアンケート調査でわかった“空き家をそのままにする理由ベスト3”をひも解きながら自身のしくじりを公開していくことに。
中学卒業後、上京して芸能活動を開始した松本先生。その後、両親を地元・香川県高松市から呼び寄せたため、実家は1993年から空き家状態となった。松本先生がこの時点で家を売却しなかった背景には「芸能界の仕事がなくなったら両親と一緒に高松に戻ろう」という思いがあったと明かした。
実は、それが実家を空き家にする理由の第3位=“将来的に使う可能性があるから”。先生は当初、維持費は光熱費1ヶ月1万円、1年間で12万円ぐらいと考えていたのだが、実際は固定資産税や植木の管理、火災保険などを含めて年間40万円もかかることが発覚。特に、近隣住民からクレームが入るため、植木や雑草の手入れは年2回必ずやらねばならなかったと打ち明けた。
続いて“空き家をそのままにする理由”アンケートの第2位は“思い入れがあって手放せない”で、松本先生もまた、どうしても実家売却を決断できない“思い”があったと説明。というのも、先生は2003年に父、2007年に母を見送ったのですが、父親が生前、入院先の病室で松本先生の手を取って「高松の実家を頼む」と言い残していたのだとか。遺言を無視するわけにもいかず、1993年から母が他界した2007年まで、14年間にわたる維持費はトータルで560万円になった。
しかもその後、老朽化により維持費が爆上がり。誰も住んでいないことから換気や掃除が不十分となった結果、実家のあちこちにガタがきて修理費用がかかるようになってしまったという。さらに2011年、東日本大震災が発生。それをきっかけに、松本先生は実家を避難場所にできるようにと考え、600万円をかけてリフォームを行ったと話す。
しかし、2017年、松本先生に大きな転機が訪れた。偶然“実家問題”を取り上げた番組に出演したのを機に、「息子に自分と同じように実家問題で大変な思いをさせたくない」と考えるようになり、ようやく売却を決断。ところが、実家を査定してもらったところ、父が3000万円かけて建設し、600万円をかけてリフォームした家が200万円にしかならないというまさかの結果になった。
それならいっそのこと更地にしたほうがよいかとも思ったのだが、なんと解体費用に500万円かかるという驚きの事実が発覚。そう、実は…“空き家をそのままにする理由”アンケートの第1位は、“解体には費用がかかるから”だった。
その後、松本先生は自治体が運営している“空き家バンク”に実家を登録。運よく買い手が見つかり、600万円で売却することができたものの、結局25年間でトータル1600万円もの維持費を払ってきたこととなり、近い将来、多くの人が直面する実家問題について、後回しにせずによく考えようと呼びかけた。
なお、地上波放送直後から『ABEMA』では、松本先生の授業を見逃し配信中。また、12月3日には松本先生授業の続編を放送する。
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2021/11/29