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【東京五輪】太田雄貴氏、フェンシング選手への誹謗中傷に「悲しい状況です」「どうかおやめください」

【東京五輪/フェンシング・男子フルーレ団体準決勝】(8月1日、幕張メッセ)
 国際フェンシング連盟副会長の太田雄貴氏が1日、自身のツイッターを更新し、SNSにおけるフェンシング日本代表の選手たちへの誹謗中傷を行わないよう呼びかけた。

太田雄貴氏 (C)ORICON NewS inc.

太田雄貴氏 (C)ORICON NewS inc.

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 この日に行われたフェンシング男子フルーレ団体で、日本代表(世界ランキング7位)は準決勝でフランス代表(世界ランキング2位)と対戦。白熱した試合を繰り広げるも惜しくも敗退し、アメリカ代表(世界ランキング1位)との3位決定戦に臨むことになった。

 準決勝後、太田氏は「男子フルーレの準決勝、沢山の方に応援頂きありがとうございました。敗れましたが、フェンシングでは流れや調子の波があり、望んだ結果と違う事になる事がよくあります」と試合を振り返り、「現在、特定の選手への誹謗中傷が鳴り止まない状況です。3位決定戦を控えている中、悲しい状況です」と報告した。

 「スポーツでは、望んだ結果を出せない事が多々あります。私も現役の頃よくありました。そういった選手に対しての言葉の暴力は許されものではありません。笑って看過出来るものではありません」と憂慮し、「有名税で見過ごす事なんで到底ありません。SNSは、もはやインフラとして、生活に密着しており、選手の目に留まらない訳がありません」と選手への影響を訴えた。

 最後に「どうかお願いです。こんな時こそ、温かい言葉や、メッセージをかけてあげて下さい。ネガティブな感情を選手にぶつけるのはどうかおやめください」と呼びかけた。

 日本代表とアメリカ代表の試合は午後6時半から行われる。

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