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『鬼滅の刃』作者、SFラブコメ挑戦に意欲 “腹筋が8つに割れる”作品「描きたい」

 昨年5月に完結した大人気漫画『鬼滅の刃』のファンブック第2弾『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』が4日、発売された。作者・吾峠呼世晴氏のコメントも収録されており、近況も語りながら、『鬼滅の刃』とは真逆のジャンルである“SFラブコメディ”をいつか「描きたい」思いを伝えた。

発売された『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』

発売された『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』

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 同ファンブックでは、鬼殺隊の剣士や共に闘った仲間、鬼たちに関する情報を収録し、初めて明らかになる新事実のほか、『煉獄零巻』掲載の特別読切など単行本未収録だった作品、炭治郎たちのその後や鬼たちの「あの時」のことなどを描いた描き下ろし新作漫画3本(計29ページ)を読むことができる。

 その中で吾峠氏のコメントも収録されており、「最近また宇宙人ものの古い映画を見ていて、子供のころの印象と大人になってからの印象が全く違うのでびっくりしました。変化って面白いですねぇ〜」と近況を報告。

 その影響もあり、「作者もいつか、読み終わったあと腹筋が8つに割れるようなSFラブコメディを描きたいです」と告白。『鬼滅の刃』の連載終了した今、世に作品を送り出してはいないが、今後も漫画を描きたい意思を示し、和風の冒険活劇である『鬼滅の刃』とは真逆の“SFラブコメディ”に挑戦したい思いを打ち明けている。(※カバー折り返しのコメントより一部抜粋)

 2016年2月から20年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた『鬼滅の刃』は、コミックス累計1億2000万部を突破する人気作。大正時代の人喰い鬼の棲む世界が舞台で、炭売りの少年・炭治郎は、人喰い鬼に家族を惨殺されたことで生活が一変し、唯一生き残ったが鬼になってしまった妹の禰豆子を人間に戻すため、家族を殺した鬼を討つため旅に出るストーリー。2019年4月から9月にかけてテレビアニメが放送され、人気に火が付き社会現象化。アニメの最終話から話がつながる劇場版が現在公開中で、興行収入368億円を突破する大ヒットとなっている。

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