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『ゲゲゲの鬼太郎』第6期、ギャラクシー賞のテレビ部門特別賞 人間社会の闇や怖さは普遍的

 テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(フジテレビ)第6期が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する『第57回ギャラクシー賞』(主催:放送批評懇談会)のテレビ部門特別賞に選ばれた。

アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期のビジュアル (C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション

アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期のビジュアル (C)水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション

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 1968年にモノクロで放送開始したアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第1期)は、放送開始50周年のアニバーサリーイヤーとなる2018年4月から、新シリーズ(第6期)として放送をスタートし、2020年3月まで放送された。

 受賞理由は「50年以上にわたり6回もアニメ化されたことは、テレビ史に残るできごとです。周年を記念して制作された第6期も、2年間放送され、支持を得ました。新たなサブキャラクターの登場や、主人公たちの設定の見直しなど、原作を現代社会にあわせる表現上のさまざまな工夫もすばらしく、なによりも登場する妖怪たちの基本設定は原作そのまま。社会や時代は変わっても、人間社会が抱えている闇や怖さは、水木しげる原作時代と同じ、普遍的なのだということを教えてくれました」と説明。

 さらに「「日曜の朝にターゲットである子どもたちに向けて丁寧にメッセージを送ることに徹底して作られています。それが多くの人たちの共感を呼ぶ。テレビアニメのあるべき仕事だといえます」としている。

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