令和最初の年末年始、テレビドラマへの出現率が何気に高かった俳優の一人が、井之脇海(24)だ。一度見たら忘れられない容貌で、同年代の俳優たちとは一線を画する独特の存在感を放っている。実は、1月以降も出演作品が続き、今年、俳優として大きく飛躍しそうな匂いがプンプンする。それを成し遂げようと一つひとつの現場に真摯(しんし)に臨んでいるのは、ほかでもない井之脇自身だ。 昨年は4月期の日曜劇場『集団左遷!!』(TBS)に出演し、12月に終了した大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(NHK)では、1964年東京オリンピックの最終聖火ランナー・坂井義則役を好演。
2020/01/10