関西ジャニーズJr.公演『SPRING SPECIAL SHOW 2019』が5日、大阪松竹座で初日を迎えた。2012年にスタートした春公演は「コントとショータイム」で構成され、関西ジャニーズJr.らしい“お笑い力”を本格的に披露する公演として人気を博している。

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　今公演では、昨秋誕生した「なにわ男子」（西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也）に続く新ユニット「Lil かんさい」（當間琉巧、大西風雅、嶋崎斗亜、西村拓哉、岡崎彪太郎）、「Aぇ！group」（小島健、草間リチャード敬太、正門良規、末澤誠也、福本大晴、佐野晶哉）が初登場し、総勢37人が出演。長年、関ジュを引っ張ってきた室龍太、Snow Manに新加入した向井康二が抜けて“新体制”となって初めてのステージとなった。

　前半のコントは「なにわ男子」の藤原が構成を担当。病院を舞台にした笑いあり、感動ありの家族の物語で、55分の大作だ。後半のショータイムは、「なにわ男子」西畑が構成。ジャニーズWESTの神山智洋が「なにわ男子」の新曲「Game of Love」を提供している。

　この日、ゲネプロ終了後に囲み取材に応じた藤原は「メンバーの個性を生かそうと考えながら（コントを）作った。誰が女装したら似合うかなとか、あんまり小さい子に女装はさせたらあかんなとか（笑）。リチャードと朝の4時ぐらいまであーでもない、こーでもないって言いながら」と明かした。

　西畑は「初めて大きい部分で自分たちで作りあげた公演になりました。ショータイムも、ファンの方に楽しんでいただけるように衣装にもこだわりました」と語り、「向井くんが東京に行って、室くんが俳優の道を目指すことになって大きな穴が空いたような気持ちになりましたが、新体制の第一歩にふさわしい公演になっていると思います」と自信をのぞかせ「神山くんには新曲の作詞、作曲、振り付けまでやっていただいて、関西の“縦のつながり”のあたたかさを感じています」と感謝していた。

　同公演は31日まで。なお、チケットはすべて完売している。