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鈴木史朗「ご長寿早押しクイズ」MC“殿堂入り” 後任は46歳下の山本匠晃

 明石家さんま(63)がMCを務めるTBS系お笑い特番『爆笑!明石家さんまのご長寿グランプリ2018』が、29日に放送される(後6:30〜9:00)。1992年から2014年9月まで、22年続いたTBS系バラエティー『さんまのスーパーからくりTV』の名物コーナー「ご長寿早押しクイズ」が、一昨年末の同特番で14年ぶりに復活。14年間にわたって司会を務めてきて、自らも“ご長寿”となった鈴木史朗アナウンサー(80)が、めでたく“殿堂入り”し、同局の山本匠晃アナ(34)が後任を務めることがわかった。

お笑い特番『爆笑!明石家さんまのご長寿グランプリ2018』の模様(C)TBS

お笑い特番『爆笑!明石家さんまのご長寿グランプリ2018』の模様(C)TBS

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 これまで数々のご長寿の珍解答をかわし、名司会ぶりを発揮してきた鈴木アナだが、収録回数は実に388回。これまでの収録を「『素晴らしく楽しい』の一言ですが、収録からオンエアまでは『素晴らしく大変』な番組です。私も10年以上388回収録、本番をやってきましたが、収録ロケは関東地方一都六県全てと、南は九州、北は東北まで行きました。スタッフの苦労は大変だったと思います」と振り返った。

 一方、鈴木アナからバトンを受け継ぐ形となる山本アナは「『ご長寿早押しクイズ』が始まったのが、私が10歳の頃で。大大大先輩の鈴木史朗さんにしか不可能な進行ぶりをずっと目にしてきたので、自分には到底早い大役を仰せつかった感じがいたします」と恐縮しきり。「過去の回の中でも印象的だったのは、あるご長寿がボタンと間違えて湯飲みを押したことがありまして。その時に鈴木史朗先輩が何でもないことかのように『それじゃない』とコンパクトかつ的確な、史朗さんにしかできない切れ味あるツッコミをされまして(笑)。その対応に『自分はこんなこと絶対言えない。すごい!』としびれました」と力説した。

 今回、実際に司会を担当した感想については「先輩のようにはいかないなと思いました。想像もつかないような皆さんのご解答と、単なるクイズだけじゃなく、時にご長寿に人生の先輩として教わるものがあったり。やり取りがかみ合わずご迷惑をかけることもあったのですが…。進行なのに、笑いがこらえられず進行できなくなったりもしました」とポツリ。「鈴木史朗大先輩はご長寿の皆さんに丁寧に、でも切れ味鋭く突っ込みをなさっていたと思うのですが、私は(ご長寿から)時に『司会者不合格』と言われたり、逆にご指摘を頂いたりだとか…。祖父祖母の世代の皆さんですので、進行を一生懸命しながら教えを請い、これからもご長寿の皆さんに育てていただけたらと思います(笑)」と呼びかけた。

 鈴木アナからは「この素晴らしい番組を、さらに良くするために頑張って」とのメッセージを受け取ったが「プレッシャーを感じます(笑)。まだ11年目の後輩に向けてご丁寧なメッセージをくださっただけでもうれしく光栄に思いますし、10年以上388回、非常に重みのある数字だなと改めて思います。進行役として、全国各地にこれだけ元気でチャーミングで魅力的なご長寿の皆さんがいるんだということを届けられたらと思います。私は黒子に徹しますが、ご長寿のみなさん同士の、グルーヴ感、独特のやり取り、素敵なご長寿の皆さんにご注目ください!」と決意を語っていた。

■鈴木アナが山本アナへ宛てたメッセージ

山本アナへ
「ご長寿早押しクイズ」は「素晴らしく楽しい」の一言ですが、収録からオンエアまでは「素晴らしく大変」な番組です。私も10年以上388回収録、本番をやってきましたが、収録ロケは関東地方一都六県全てと、南は九州、北は東北まで行きました。スタッフの苦労は大変だったと思います。その甲斐あって、全国的に大変な人気番組になりました。この素晴らしい番組を、さらに良くするために頑張ってくれることを期待しています。
「ご長寿早押しクイズ」を愛する先輩より。
鈴木史朗 拝

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