元モーニング娘。でタレントの後藤真希が7日、都内で行われた初の語り下ろしエッセイ『今の私は』刊行記念イベントに出席した。モー娘。時代などを語る一冊で、ブレイクした当時の様子を「オリコンチャート1位は『うれしいものなのか、そうではないのか』そういったことがわからなかった。だったら『徒競走で1位を取った方がうれしい』くらい、世間、業界の普通を知らなかった」と振り返った。

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　「メンバーが『オリコン1位だ！』『ミリオンだ！』と泣いて固まって喜んでいる姿を、『私はどうしたらいいんだろう』と戸惑っていた時はありました」と告白。当時のことなどを隠さない姿に報道陣から「こんな風に話すイメージはなかった」といわれると、「グループだとしゃべる機会が少ない。尖ったイメージが強くて、取材をされる方が驚くのが『話してくれるんですね!?』といわれる。『私って、そんな感じ？』と逆に思うくらい。全然そんなことないのですが」と笑いを誘った。

　愛称の“ゴマキ”についても始めは違和感があったそうだが「私よりもファンの方が嫌だったかなと。イベントとかでライトの方が『ゴマキー！』となっていると、濃いファンが『ゴマキいうな！』というやり取りをしょっちゅう見ていて、『あ、ゴマキって呼ばれたくないんだ』と、それが段々と私についてきたみたいな。自分としては、“ごっちん”が一番馴じんでいます」と明かした。