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有吉弘行、10年ぶり裸仕事で感じた芸人の性 豪華なセットで「自然と気合が入る」

 今やテレビ、ラジオのレギュラー番組12本も持ち、お茶の間に欠かせない存在となった有吉弘行(44)。そんな有吉が、Amazon Prime Video『有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦』(24日に最終話配信)で、実に10年ぶりという裸仕事で体を張りまくっている。カンニング竹山山崎弘也アンタッチャブル)といった“お笑いアベンジャーズ”と共に丸刈りをかけ、無謀な企画に挑戦。そんな過酷な状況で「芸人の性」をあらためて感じたという。

10年ぶりの裸仕事で芸人の性を感じた有吉弘行 (C)ORICON NewS inc.

10年ぶりの裸仕事で芸人の性を感じた有吉弘行 (C)ORICON NewS inc.

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■10年ぶりの裸仕事で感じたこと「嫌なことをすると、ほかの人が喜んでくれる」

 滝のようなウォータースライダーを転がり落ち、燃え上がる火の中を駆け抜け、数ある爆破をくぐり抜ける。全てクリアすると有吉には自由に好きなことを番組内で実現する権利が与えられ、クリアに失敗した場合は頭を丸刈りにされるという罰が待っている。

 JFN系ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』で「ぬるま湯につかってますよ。ビッシビシ厳しい仕事をやりたい。体張った仕事をしていきたい」と発言したことがキッカケとなり番組の企画がスタート。ラジオで発言した際は、ここまでの大事になると予測していなかったという。それでも大まじめにふざけたことをやり、有吉も乗っていったという。「あんなにくだらないことに、これだけみんなの力を真剣に貸していただいた。くだらないことが嫌いなワケじゃないんだなって想いましたね。芸人も気合入ってましたね」。

 『脱ぬるま湯大作戦』では『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』や『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』といったテレビ黄金期を彷彿させるような大掛かりなセットが組まれている。有吉は「見てはいたけど、僕らの世代はほとんど出たことがない。だから大掛かりなのは初めてですよ」と振り返る。それだけに「『こんなにやっていいんですか?』みたいな。ブレーキを踏んでしまったりするような感じでしたね」と困惑もしたそう。また、特殊効果の爆薬が目の前にあることがわかっていながら、そこに踏み込んでいく。「行かなきゃいけないんですけど年齢が邪魔してきて(笑)。1歩、踏み出せなかった。年齢を感じましたね」と苦笑い。

 番組は10年ぶりという裸仕事。パンツすら脱いで文字通り体当たりで挑んでいる。「もともとはダチョウ倶楽部の弟子としてやっていたんですが、いつの間にか距離を取るようになってしまった」としつつ「ダチョウ倶楽部さんをあらためて尊敬した。大変な仕事だと思いました」と師匠を敬った。爆薬のシーンも「あのころのダチョウ倶楽部なら行ってたのかな、とか自問自答しましたね」と回想した。

 厳しいシーンの連続だが、それも振り返れば充実感に満ちている。「芸人の性ですよね。嫌なんだけど、嫌なことをすると、ほかの人が喜んでくれる。自分が嫌だなと思った仕事をしたら『面白かったね』と言われることも多い」としみじみ。「だから、みんな抜けるに抜けられないんですよ」とぼやきながらも10年ぶりの裸仕事であらためて感じた芸人の特性を口にしていた。

■初のAmazonで感じたバラエティー番組の進化 豪華なセットに「闘志が沸いた」

 共にリアクションを披露するのは自身が招集したカンニング竹山、山崎弘也(アンタッチャブル)、春日俊彰オードリー)、小峠英二バイきんぐ)、鈴木拓ドランクドラゴン)、田中卓志アンガールズ)という6人の芸人。有吉自身が直接、電話をかけてオファーした。「僕が人付き合いないので番号を知っているヤツが少ない。そういう意味では手当たり次第と言えば手当たり次第。でも、いいメンバーが集まりましたね。鈴木拓ぐらいです、そんなに知り合いじゃないの(笑)」と顔をそろえたメンバーに満足感。

 嫌がるシーンも見どころとなっているが「みんな察しがいいですよね。無駄な会話をしない。僕から電話がかかってきた瞬間に、みんな覚悟するんでしょう。察しがよくて話は早かったですね」とにやり。「番組をやってても理不尽なことばっかり。『なんで、こんなことをやらなきゃいけないんだ』って思うことばっかりですけど。みんな、2〜3分、不満を言ったらマジメにやる。飼いならされてますね(笑)。ケジメがしっかりしてました」と笑っていた。

 また、同番組は有吉にとって初めてのAmazon Prime Original番組。そこで感じた可能性を聞くと「結構、自由度が高い。しっかり打ち合わせさえすれば、いろいろやらせていただけるんだろうなと思う。可能性は感じました」という。さらに「番組によっても違うんでしょうけど、あれぐらいお金をかけてやらせていただける番組は今はなかなかない。こっちも自然と気合が入りますよね。『ここまでやってもらったら、これぐらいで済ませるワケにはいかない』と感じる。ケガしてもいいから、もうちょっとやってみようという闘志が沸きましたね」と芸人側にもポジティブな変化があったことを明かした。

 シーズン2の期待もかかるが「また、やりたいと言っちゃうのはおかしいですけど、機会があれば全力で挑みたいですね」ときっぱり。「春日が出てくれたから司令塔の若林(正恭)に出てもらっても面白いですよね」とイメージしながら「みんな嫌だなって顔しながら出てみたいと思っているはず。いろんな人に出てほしいなと思います」とした。

 「こんなこと言っても宣伝になるんかって感じですけど映像が無駄にキレイっていう(笑)。どこに金かけてんだよっていうのはあります」と見どころを説明。「幅広く、いろんな世代に見てほしい」としながらも「同世代の人たちには『懐かしいな、バカバカしいな』と思いながら見てほしい。あとは若い人にも。もう『内村プロデュース』とかも知らない世代ばっかりですから」と呼びかけていた。

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  • Amazon Prime Video『有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦』キービジュアル(C)2018テレバイダー
  • 有吉弘行=『有吉弘行の脱ぬるま湯大作戦』インタビュー (C)ORICON NewS inc.

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