渋谷のハチ公像、上野の西郷隆盛像など、街には「ランドマーク」となるものが数多くあるが、六本木と聞いて思い浮かぶものが、六本木ヒルズ森タワーの入り口に鎮座する“クモのオブジェ”ではなかろうか。デコボコとした形状、訪れた人を見下ろす大きなフォルムは、一度見たら忘れられない“リアルさ”がある。 SNSでは「敵が出てきた気分」「クモ嫌いには怖くて近寄れない」という感想があるなどインパクトを与えているようだが、ふと疑問が沸いてくる。一体誰が作ったものなのか、そもそもなぜ六本木という場所に「クモ」だったのか…六本木ヒルズを運営する森ビル株式会社タウンマネジメント事業部の渡邉さんに話をうかがった。
2018/05/11