ネプチューンの名倉潤とキャスターの辛坊治郎が22日放送される読売テレビ・日本テレビ系『生死を分けたその瞬間　体感！奇跡のリアルタイム』（後9：00）の収録後、囲み取材に出席した。好評につき、第5弾となる同番組だが、辛坊は「毎週できれば（いい）ですけど、日本テレビ・読売テレビ、比較的絶好調で隙間がなくて入るところがない」とレギュラー化できない切実な状況を嘆くと、名倉も「本当は毎週伝えたい」と同調。辛坊は「そのかわり1年分凝縮してお伝えできる」と胸を張った。

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　同番組では“一歩間違えば一大事だった”という、事件や事故の最も衝撃的な瞬間にスポットを当て、運命を分けたその瞬間から事件解決までの時間を再現。当事者の証言や裁判記録などを元に、「どのような状況で起きたのか？」「なぜ無事だったのか？」…その経過を時間に沿って綿密にシミュレーションし、臨場感あるVTRを作成。番組を見ながら、視聴者がその事件・事故の瞬間を“リアルタイム（同時）” に体感することができる。

　名倉は「体感することで危機管理能力が高まるのがすばらしい」とうなり、番組を通して学んだことを聞かれた辛坊は「不用意なことをやって事故を起こして人を巻き添えにすると、たいへん人の迷惑になる」と、2013年6月に自身が遭った海難事故を引き合いに自虐。名倉は「身を持ってね」とうなずいた。

　前回の番組内ではその海難事故の全貌を船内の映像などから公開。辛坊は「社会的批判も覚悟しながら勇気を持って助けてくださったみなさんの話は紹介したかった」そうで、「レスキューのみなさんの活躍をお見せしたく、その前段として私の遭難がないと後半だけというわけにはいかなかった。みなさんレスキューの活躍に感動されたせいか、その前の私の不祥事に関してはむしろ『生きて帰ってこれてよかったね』という手紙をいただきました」と反響を紹介していた。