お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が2日、東京・紀伊國屋ホールで行われた舞台『火花 〜Ghost of the Novelist〜』の制作発表会見に出席した。同作は、芥川賞を受賞したピース・又吉直樹の小説を舞台化。これまでドラマ化、映画化がされてきた人気作で、石田は「これはほんまに恥ずかしいけれど」と前置きしてから、「実はドラマ『火花』のオーディション落ちているんですよ。あの中で俺が一番漫才うまかったのに。めちゃくちゃ恥ずかしかった」と告白した。
『M-1』王者に輝くなど漫才には定評があるが、落選してしまった石田。原作者の又吉も「うわさで聞きました。石田くんがオーディション行って漫才やって一番ウケて落ちたって。(合否は)ウケるウケないじゃないって」とフォローした。
同舞台は2本仕立てのストーリーで展開し、石田を軸にした原作の物語とは別に、作品の世界観を朗読する“アナザーストーリー”が追加された。女優で歌手の観月ありさ、『弱虫ペダル』や『おそ松さん on STAGE』などに出演する植田圭輔らが出演。脚本・演出は小松純也氏が担当する。
破天荒な芸人・神谷を演じる石田は、普段の白い衣装とは異なるスカジャンを着て登場し、「僕と神谷は全くタイプが違うので、オファーきたときは『よしもと正気か』と。お前ら原作読んだのかって思いました」とギャップに悩みつつ、「心情は誰よりもわかる」と共感した。
又吉も本人役で出演し、「僕が僕役で出る理由がちゃんとある。芸人なのに小説書いてどうなんっていう質問をこの2、3年繰り返しされてきました。あんまり深く考えず何なんだろうって思っていたけれど、そういう小説を書いて以降の僕の過ごし方も作品のなかに含まれている」と話し、「一回自分ていうのを忘れて、ゼロから又吉を入れるところから始めたい」と“役者モード”になっていた。
舞台は3月30日〜4月15日に東京・新宿の紀伊國屋ホール、5月9〜12日まで大阪・松下IMPホールにて上演。
『M-1』王者に輝くなど漫才には定評があるが、落選してしまった石田。原作者の又吉も「うわさで聞きました。石田くんがオーディション行って漫才やって一番ウケて落ちたって。(合否は)ウケるウケないじゃないって」とフォローした。
同舞台は2本仕立てのストーリーで展開し、石田を軸にした原作の物語とは別に、作品の世界観を朗読する“アナザーストーリー”が追加された。女優で歌手の観月ありさ、『弱虫ペダル』や『おそ松さん on STAGE』などに出演する植田圭輔らが出演。脚本・演出は小松純也氏が担当する。
破天荒な芸人・神谷を演じる石田は、普段の白い衣装とは異なるスカジャンを着て登場し、「僕と神谷は全くタイプが違うので、オファーきたときは『よしもと正気か』と。お前ら原作読んだのかって思いました」とギャップに悩みつつ、「心情は誰よりもわかる」と共感した。
又吉も本人役で出演し、「僕が僕役で出る理由がちゃんとある。芸人なのに小説書いてどうなんっていう質問をこの2、3年繰り返しされてきました。あんまり深く考えず何なんだろうって思っていたけれど、そういう小説を書いて以降の僕の過ごし方も作品のなかに含まれている」と話し、「一回自分ていうのを忘れて、ゼロから又吉を入れるところから始めたい」と“役者モード”になっていた。
舞台は3月30日〜4月15日に東京・新宿の紀伊國屋ホール、5月9〜12日まで大阪・松下IMPホールにて上演。
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2018/03/02