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国立西洋美術館(東京)は26日、印象派の画家クロード・モネの代表作『睡蓮(すいれん)』のなかで行方不明となっていた『睡蓮 ― 柳の反映』が、仏・パリのルーヴル美術館で破損した状態で発見されたと発表した。かつて日本人がコレクションしながら第二次世界大戦中にフランスに接収され、所在が長年わからなくなっていた作品で、このたび日本に返還された。今後、同美術館で修復したのち公開する予定。 同作は、川崎造船所(現・川崎重工業株式会社)の初代社長を務めた実業家・松方幸次郎が1910年代半ばから1920年代半ばに築き上げた通称「松方コレクション」として所有されていたもの。44年、コレクションのうちフランスに残されていた約400点の作品群は仏政府に接収されたが、その後59年に375点が再び日本に運ばれ国立西洋美術館に収蔵されるに至った。その収蔵作品のなかに今回の作品は含まれておらず、仏政府側でも存在が忘れ去られてしまったと考えられる。

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  • 破損した状態で発見されたクロード・モネ<睡蓮―柳の反映>油彩・カンヴァス 1916年 国立西洋美術館
  • クロード・モネ<睡蓮―柳の反映>油彩・カンヴァス 1916年 国立西洋美術館
  • クロード・モネ<睡蓮―柳の反映>油彩・カンヴァス 1916年 国立西洋美術館
  • クロード・モネ<睡蓮―柳の反映>油彩・カンヴァス 1916年 国立西洋美術館
  • クロード・モネ<睡蓮>油彩・カンヴァス 1916年 国立西洋美術館
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