フジテレビは26日、4月2日からスタートする夕方の『報道・ニュース新番組（仮）』（月〜金　後4：50〜）のメインキャスターに起用されることが決まっていた元NHKアナウンサーの登坂淳一（46）について、出演を取りやめると発表した。

　登坂アナについては一部でセクハラ疑惑が報道されており、同局は「ご自身に関する報道を受けて、ご本人から、大事な新番組を傷つけることは本意ではなく、出演を自粛したいとの申し出がありました」とし「協議の結果、ご本人の意向を尊重し、番組への出演をご辞退いただくことになりましたので、ここにご連絡いたします」とコメントしている。

　登坂アナはNHKでお昼のニュースなどを担当し、その風貌から“麿（まろ）”の愛称で親しまれてきた。今月16日の起用発表の際には同局を通じて「2018年。私は“1”から“8”に転身し、新しく挑戦しながら元気の出る放送を温かくお届けしていきます！　忙しい夕方の時間、春から、一緒に過ごしてみませんか？　よろしくお願いします」と意気込みを語っていた。