女優の吉本実憂が2日、都内で行われた映画『紅い襷〜富岡製糸場物語〜』初日舞台あいさつに登壇した。
吉本は、富岡製糸場に工女として入場するも、ビタミンの欠乏による脚気(かっけ)の症状に苦しめられる河原鶴を演じているが「この役をやらせていただくにあたって、脚気について調べてみたら、悪化していくと神経が通らなくなって、力が入らなくなると書いてあった。それをどうやって表現したらいいんだろうって苦戦しました」と明かした。
鶴役への思い入れは強いといい「脚気によって、みんなで目指していた一等工女になるという夢をあきらめなければいけなくなるっていうのはすごくつらいことだった。病気を患ったことで、人に自分の夢を託すという大きな経験をした。苦しくはあったと思うんですけど、いい経験をしたのではないかと思います」としみじみ。MCを務めたNHKの後藤繁榮アナウンサーから「迫真の演技でした」と絶賛されると「ありがとうございます!」と声を弾ませていた。
2014年に世界遺産に登録された富岡製糸場を題材にした同作は、若き女性たちの活躍が産業の新たな扉を開いていく様子を描いた物語。日本の近代化の始まりとそれを担った若き工女たちの姿を、長野・松代の工女・横田(和田)英の手記と取材資料をもとに紐解いていく。舞台あいさつにはそのほか、水島優、木村夏子、脚本を手がけた松井香奈氏も出席した。
吉本は、富岡製糸場に工女として入場するも、ビタミンの欠乏による脚気(かっけ)の症状に苦しめられる河原鶴を演じているが「この役をやらせていただくにあたって、脚気について調べてみたら、悪化していくと神経が通らなくなって、力が入らなくなると書いてあった。それをどうやって表現したらいいんだろうって苦戦しました」と明かした。
鶴役への思い入れは強いといい「脚気によって、みんなで目指していた一等工女になるという夢をあきらめなければいけなくなるっていうのはすごくつらいことだった。病気を患ったことで、人に自分の夢を託すという大きな経験をした。苦しくはあったと思うんですけど、いい経験をしたのではないかと思います」としみじみ。MCを務めたNHKの後藤繁榮アナウンサーから「迫真の演技でした」と絶賛されると「ありがとうございます!」と声を弾ませていた。
2014年に世界遺産に登録された富岡製糸場を題材にした同作は、若き女性たちの活躍が産業の新たな扉を開いていく様子を描いた物語。日本の近代化の始まりとそれを担った若き工女たちの姿を、長野・松代の工女・横田(和田)英の手記と取材資料をもとに紐解いていく。舞台あいさつにはそのほか、水島優、木村夏子、脚本を手がけた松井香奈氏も出席した。
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2017/12/02