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イオンと吉本興業、映画事業で業務提携 『えんとつ町のプぺル』アニメ化へ

 イオンエンターテイメントと吉本興業が、映画の製作・宣伝・配給・興行で業務提携することが27日、明らかになった。90館・763スクリーンで国内最多を誇る「イオンシネマ」の運営会社・イオンエンターテイメントと、作品制作のノウハウを有する吉本のタッグで映画を中心とした新たなコンテンツを提供していく。

にしのあきひろ『えんとつ町のプペル』(幻冬舎)

にしのあきひろ『えんとつ町のプペル』(幻冬舎)

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 今回、イオンと吉本興業で取り組む映画のラインナップ候補として、キングコング西野亮廣作の絵本で32万部を超えるヒット作となった『えんとつ町のプぺル』(アニメ)などを検討中。また、映画関連の商品開発や映画から派生するイベントや展示会などの開催で、今までにない形の興行にも挑戦していくとしている。

 これまでも吉本は、イオンモールと2013年9月にエンターテイメント事業に関する基本協定を締結し、よしもと幕張イオンモール劇場のオープン(13年〜)、ハイスクールマンザイの合同開催(09年〜)、クールジャパン・コンテンツを海外で展開する合弁会社(MCIPホールディングス)への出資(14年〜)などで双方の「強み」をいかした共同事業を積み上げてきた。今回の提携でこうした取り組みをさらに深化させる方針だ。

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