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原恵一監督、東京国際映画祭で特集上映 入門書の全プレも実施

 東京・六本木を中心に開催される『第30回東京国際映画祭』(10月25日〜11月3日)で実施される原恵一監督の特集上映のメインビジュアルが解禁された。著作権者の許諾のもと、原監督の監修により特別に描き下ろされたもの。これまでの原作品の数々が1枚に凝縮されている。

『第30回東京国際映画祭』アニメーション特集は「映画監督 原恵一の世界」。オフィシャルガイドブックの鑑賞者全員サービスも決定

『第30回東京国際映画祭』アニメーション特集は「映画監督 原恵一の世界」。オフィシャルガイドブックの鑑賞者全員サービスも決定

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 原監督は、1959年、群馬県出身。『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001年)、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』(02年)が、大人も泣けるアニメ映画として高い評価を受ける。その後『河童のクゥと夏休み』(07年)、『カラフル』(10年)、13年には実写映画『はじまりのみち』を監督。『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』(15年)は、アヌシー国際アニメーション映画祭やシッチェス・カタロニア国際映画祭など、国内外で多くの主要アニメーション賞を受賞し、世界的に高い評価を得ている。

 映画祭期間中、特集上映の会場(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)にて、鑑賞者全員に同イラストが表紙を飾る『映画監督 原 恵一の世界 オフィシャルガイド』(総計36ページ、B5オールカラー、日本語/英語併記)の配布も決定。同映画祭プログラミング・アドバイサーでありアニメ・特撮研究家の氷川竜介氏が、序文、監督インタビュー、作品解説、技法解説を担当し、原監督の注目すべき才能を簡潔に解き明かす。『アニメーション監督 原 恵一』(2005年初版、晶文社)以降、唯一のアップデートされた入門書として、貴重な一冊になりそうだ。

(C)藤子フ?ロ・小学館・テレヒ?朝日・シンエイ・ADK 1988
(C)藤子フ?ロ/シンエイ
(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレヒ?朝日・ADK 2001
(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレヒ?朝日・ADK 2002
(C)2007 小暮正夫/「河童のクゥと夏休み」製作委員会
(C)2010 森絵都/「カラフル」製作委員会
(C)2013「はし?まりのみち」製作委員会
(C)2014-2015 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会

■東京国際映画祭過去数年のアニメーション特集
庵野秀明の世界」(14年)
「機動戦士ガンダム」(15年)
「映画監督 細田守の世界」(16年)

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