タレントのビートたけし(70)が19日、都内で行われた自身初となる恋愛小説『アナログ』(22日発売 新潮社)出版記念取材会に出席。同書の執筆にかなり苦労したといい「映画だったら、映像で3秒だけで表現できることが、言葉にするとあらゆることを説明しないといけなくなっちゃうから4ページくらいになって、そこが本当に大変だった」と明かした。 芥川賞を受賞したピースの又吉直樹に触発されて、小説に取りかかったというたけしだが「又吉が書けるなら、オレも書けると思っていたんだけど、実際にやってみたらとんでもねーなって感じだった。やっぱり映画の方が圧倒的に得意だなって思って、そこがジレンマだったね」と本音をポツリ。そんなつらい執筆の支えになったものを聞かれると「やっぱり、又吉とか作家連中に対する恨みつらみだね」と笑わせた。
2017/09/19