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菅田将暉&宮野真守、“ドンピシャ”だった共演を語る

 今最も勢いのある映画俳優と言っても過言ではない菅田将暉(24)が、初めて声優に挑んだアニメーション映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(公開中)。菅田は、広瀬すず扮するなずなとともに“かけおち”しようとする中学生・典道を演じたが、典道の親友・祐介役の宮野真守(34)は「作品の中で出したい雰囲気が自然と出せる”パートナー”だなという印象があって、すごく心地良かった」と賞賛する。俳優界と声優界の実力派がコラボした同作について、2人が語った。

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 同作は昨年、歴史的なヒットを記録した『君の名は。』と同じTOHO animation企画、300館規模での公開、しかもターゲット層も似ているということで、嫌が応にも期待が高まっているが、菅田は「制作発表会見でのマスコミの方の数などを見ても、注目されているのは感じますし、やりにくい部分はありますよね。(『君の名は。』で声を務めた)神木(隆之介)くんはすごいなと、素直に思いました」と笑顔でぶっちゃける。

 一方で「自己評価は置いておくとして、時代の流れはあるかもしれませんが、ちゃんと後々に残っていく作品のような気がするんです。あとは単純に題材と作品の質、集まった人たちが歴史的事件のような座組だと思ったので、それが素直に刺激し合えばおもしろいことになるのかなと感じています」と映画自体の持つポテンシャルの高さには自信をのぞかせる。

 宮野も、菅田と同様に「会見で川村元気プロデューサーが言っていましたが、『誰も触れることができないぐらいすてきな原作』だと思うんです。僕もそんな気持ちでドラマを改めて観させていだきましたし、もう一度作ることはタブーと思えるぐらい完璧なものだったと思うんです。それをアニメーションで、しかもアニメーションだからこそできるファンタジックな表現を芸術的に描けた」と作品への賛辞を惜しまない。

 題材のすばらしさという意味では、奥菜恵主演で1993年にテレビドラマ化(1995年には劇場公開)された原作は、今でも“傑作”として多くのファンを持つ。

 菅田にとっては自身が生まれた年に放送された作品であるが「作品の放送時期とか関係なく、中学生の頃に奥菜恵さんのことを勝手に調べていて、『なんだこの人、めっちゃかわいい』って思ったんです。僕が勝手に『奥菜恵さん、最強』みたいな(笑)。虚像じゃないリアリティーがあった」と運命的なつながりを強調すると、宮野も「(なずなは)成長期を早く迎えたような感じがいいですよね」と原作に惚れ込んでいる様子だった。

 菅田は映画界、宮野はアニメ界から引っ張りだこの“実力派”。そんな2人のコラボに注目が集まっているが、宮野は「2人の空気感がドンピシャだった」と語ると「この作品の中で出したい雰囲気が自然と出せるパートナーだなという印象です。どうセッションしていけるのかなと、せりふ一言一言がとても楽しみでした」と菅田を絶賛。菅田も「僕が初めての声優だったので、自然と背筋がピリッとした感じになっていたのですが、宮野さんの声を聞くとホッとした気持ちになれるんです」と語るように、相性は抜群だったようだ。

 そんな2人に、作品でも描かれる“戻ってやり直したい”時期を聞くと、菅田は「僕の人生のわかりやすい分岐点は、この世界に入るか入らないか、なんです。高校1年のときに部活を辞めてしまったので、単純に3年間続けたかったなとは思いますね。もしそうしていれば、芸能界には入っていなかっただろうし、数学の教師になりたかったから、そっちの道に進んでいったかもしれませんね」と硬派な青春に思いを馳せると、宮野は「中学生の頃、両思いになりかけたことがあったんです。でも、なんとなく恥ずかしくて逃げちゃって。そこに戻って、ちゃんと気持ちを伝えたいと思うことはありますね」と甘酸っぱい青春の思い出を振り返っていた。

(取材・文:磯部正和)



関連写真

  • 劇中では親友を演じている菅田将暉&宮野真守(写真:鈴木かずなり)
  • “ドンピシャ”だったという共演について語った(写真:鈴木かずなり)
  • アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』メインカット (C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会
  • アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』より、典道(右)&祐介 (C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

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