韓国で動員1100万人を超え、2016年の映画興行ランキング1位を獲得していた『新感染 ファイナル・エクスプレス』(原題『釜山行き』)。9月1日からの日本公開を前にヨン・サンホ監督が来日し17日、トークイベントに登壇した。 これまでにはアニメ作品を手がけていたサンホ監督は、今作が実写1作目にして韓国の年間興収1位になる大ヒットを生み出した。サンホ監督は「子どもの頃からアニメが好きで、日本のアニメや映画からたくさん影響を受けてきました。とくに今敏監督のリアルな作品が好きでした。そんな日本で僕の映画を観てもらえるのは感慨深いです。今作の前日譚『ソウル・ステーション パンデミック』をゾンビ映画としてジャンル作品を作ったら、配給会社から大きな予算で実写化しないかと言われたんです。でも、同じ映画を2回撮るのは意味がないと思い、その予算を使って続編となる今作を撮りました」と経緯を明かした。
2017/08/18