吉本興業は6日、未成年との飲酒と不適切な関係を持ったとして無期限活動停止となった俳優・小出恵介（33）が出演する「NETFLIX」オリジナルドラマ『Jimmy 〜アホみたいなホンマの話〜』の再撮影と配信日の延期を正式に発表した。

　同作は、明石家さんま（61）が企画・プロデュースしたジミー大西（53）の半生を描いたドラマ。80年代を舞台に、師弟の絆を描きつつ、実話とは信じ難いジミーの仰天エピソードをドラマとして昇華。ありえないエピソードの数々に、笑って最後にはホロリとさせてくれる同作で、ジミー役を中尾明慶（28）、さんま役を小出が演じた。

　書面では、小出の無期限活動停止が所属事務所から発表したことを受け「コメディドラマ」としてのクリエイティブ上の判断により、さんま役を別キャストで再撮影することを製作チームとして決定したことを報告。

　あす7日から全9話で世界190ヶ国同時配信を予定していたが、配信日を延期することも決まり、同社は「原則として、同スタッフ、同キャストにお声がけし、必要部分を再撮の上、改めて配信日を設定の上、皆さまにお届けさせていただけばと考えております」とコメントしている。

　NETFLIXも「本件に関し、吉本興業様より再撮影の意向を受け、配信日の変更を決定いたしました」とし「この判断は、クリエイティブ面での判断による再撮影であり、弊社会員の皆さまに全てのコンテンツを楽しんで頂くことを第一に考えるNETFLIXとしての考えと一致するものであるため、その意向に沿う形での決断となりました」とコメントしている。