今月、規定により現役引退した“ひふみん”こと、棋士・加藤一二三棋士九段(77)のドキュメンタリーがNHK・EテレのETV特集『加藤一二三という男、ありけり。』として7月1日(後11:00〜11:59)に放送される。 14歳でプロデビューし、“神武以来の天才”と評され、最年長勝利記録・史上最多対局数・史上最多敗北数など「誰にも破ることができない」と評される偉業を成し遂げてきた。将棋界で最高峰の称号の一つ「名人」まで獲得しているが、そんな“レジェンド棋士”は、通常、自ら引退の幕引きを行う。しかし、ひふみんは、規定によって引退せざるを得なくなるまで、プロとして戦い続けることを選んだ。負けが込めば自動的に引退となる規定があるのだ。
2017/06/29