俳優の石黒英雄、濱田龍臣が11日、都内で行われた映画『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』のグランドフィナーレ舞台あいさつに登壇。石黒はシリーズ後継者の濱田に「自分なりの正義を貫いて」とアドバイスを送ると、濱田は大感激した。

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　クレナイ・ガイを演じた石黒は「みんなに愛された作品になった」と集まったファンに感謝。「あっという間でした。みなさんの力を借りて、ウルトラマンオーブという作品は戦っていましたね」と、シリーズがスタートしてからの1年を感慨深げに振り返った。

　また、7月8日からテレビ東京系でスタートする新シリーズ『ウルトラマンジード』（毎週土曜　前9：00）で、主人公の朝倉リクを演じる濱田から石黒へ「お疲れ様でした」と、ねぎらいの花束が贈られた。逆に石黒から濱田へも、登壇者のサインが入ったガイのコートがプレゼント。石黒は濱田に「自分なりの正義を貫いてください」とアドバイスすると、濱田は「泣いても大丈夫ですか」と感激しきりだった。

　最後の一言で石黒は「この作品で、みなさんに全て伝えました。それぐらい突っ走りましたし、がむしゃらだった。今まで1年間、最後までありがとうございました」と時おり、言葉に詰まりながら感謝。降壇の際、石黒はウルトラマンオーブときつく抱き合い「オーブ、お疲れ。ありがとね」と相棒との別れを惜しんだ。

　同作の対戦相手は、闇のアイテム・ダークリングの力で地球を宝石に変えようと企む闇の宇宙人軍団。かつてない地球の危機に、ウルトラマンゼロとウルトラセブンも参戦。新世代（ニュージェネレーション）ヒーローズのウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、ウルトラマンエックスとの“絆の力”が、オーブに「トリニティフュージョン」という究極の力をもたらし、地球の未来をかけた史上最大の決戦が始まる。同作のDVDとBlu-rayは7月28日に発売される。

　舞台あいさつには青柳尊哉、高橋直人、ねりお弘晃、ウルトラマンオーブ オーブトリニティ、ウルトラマンジード プリミティブも登壇した。