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『とくダネ』ADが人命救う 潮干狩りでおぼれた女性保護

 フジテレビの情報番組『とくダネ!』(月〜金 前8:00〜9:50)取材班のアシスタント・ディレクター、ホンダさん(26)が、潮干狩りの人気スポットの取材中に“危険エリア”でおぼれている70歳代の女性を保護した。同日の番組内と放送後に番組公式ブログで明かした。

フジテレビ系『とくダネ!』のMC陣、小倉智昭(中央)、菊川怜(左)、梅津弥英子(右)

フジテレビ系『とくダネ!』のMC陣、小倉智昭(中央)、菊川怜(左)、梅津弥英子(右)

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 番組では、シーズン真っ盛りの潮干狩りで人気スポットとして有名な千葉県船橋市の『ふなばし三番瀬海浜公園』を取材。家族でにぎわう様子が放送されたが、一方で、潮干狩りができないはずの危険エリアで、ルールを守らない人への取材も行われた。

 そして、取材班が10年で死亡事故が8件発生しているという危険エリアを取材していると、岸から少し離れたところでおぼれている女性を発見。大声で叫んでは浮き沈みを繰り返す女性。この緊急事態に『とくダネ!』スタッフが救助に向かい、スタッフも海に流されないように注意しながら慎重に近づき、手を伸ばして女性を保護した。

 女性がおぼれていた場所は、浅瀬が急に深くなる危険ポイントがあるエリア。岸へと運ばれた女性も意識はあり、命に別状はなかったが、話では、潮干狩りに来た帰りに誤って深い場所にはまり、慌てておぼれてしまったという。

 ブログでは、救出の一部始終を写真とともに紹介。「決死の救出劇でお手柄をあげたのは、とくダネ!ADのホンダくん」と明かし、ホンダさんも「死亡事故が多い場所で潮干狩りをする方が大変多く、自分自身も取材をする中で大変危険な場所だなと感じておりました。そんな中で、おぼれている人を見つけ、突然のことに動揺もしました」と、当時の心境を告白。

 それでも「このままだと更なる死亡事故が起こってしまうととっさに思い、水泳が得意だったこともあり、海へ潜り込み女性を助けました」といい「すでに女性は意識が遠のいていて、手遅れかと思いましたが、すぐに自分の呼びかけに答えて呼吸をしたので、安堵(あんど)しました」と説明した。

 最後は「この放送をきっかけに、立ち入り禁止エリアへの浸入をする人が無くなることを祈っております」と訴え、番組も「あなたも楽しい潮干狩りで悲劇に遭わないよう、禁止区域に入るなどのルール違反は厳に慎んでいただきたいと思う」と、強く呼びかけている。
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