人気グループ・V6の岡田准一(36)が、時代劇映画『散り椿』(2018年公開)に主演することが明らかになった。日本を代表するキャメラマンとして活躍するだけでなく、『劔岳 点の記』(09年)で第33回日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞している木村大作氏(77)がメガホンをとり、岡田と対峙する役柄で西島秀俊(46)が初共演する。 葉室燐氏の時代小説を映画化する同作は、長野、富山、彦根と時代劇としては前代未聞の全編オールロケを敢行。黒澤明監督作品『隠し砦の三悪人』の撮影助手からキャメラマンのキャリアをスタートさせ、『用心棒』『椿三十郎』と黒澤監督に従事してきた木村氏が時代劇に初挑戦し、「黒澤監督には及ばないですが、人の心の美しさを撮る『美しい時代劇』を目指したい」と意気込んでいる。脚本は、同じく黒澤監督のもとで助監督を長年務め、『雨あがる』『阿弥陀堂だより』『蜩ノ記』などを手がけてきた小泉堯史氏が担当する。
2017/05/24