お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が11日、東京・博品館劇場で小説第2弾『劇場』(新潮社)の劇場お渡し会を開いた。イベント前に囲み取材に応じた又吉はニューヨーク挑戦中の相方の綾部祐二にエールを送った。
綾部は米・ニューヨークを拠点を移すため、4月に渡米。現在はビザの関係で帰国中という。又吉は「こないだ1回、連絡を取りました。向こうで生活する基盤を作って、今月か来月ぐらいに本格的に拠点を移すことになる」と話した。
小説第2弾がヒットすれば綾部と格差が広がるのではと振られると「相方はニューヨークに行ってますからね。僕よりスケールのデカいことをやっている」と断言。ニューヨーク挑戦とネガティブに捉えられがちな綾部を擁護した。「綾部は(差を)気にしない。僕こそ期待してます」と背中を押していた。
また、『劇場』を読んだかどうかについては「読まなきゃなって強い意思を感じさせる目で言ってました。あれから1ヶ月、2ヶ月経ちましたけど、まだ感想は来ていないですね」と苦笑い。綾部は読書が苦手だそうで「『火花』の感想も正確なものは聞いていない。『長かった』って言われましたからね。今回は『火花』より長くなっているんで、なんて言われるんでしょうね」と相方からの感想を楽しみにしていた。
また、綾部を筆頭に先生と呼ばれることについて又吉は「自分のことは先生と思えない。相方もそうですし、僕のことを先生というのは、ちょっとイジっているんです。いろんなところで講演したりするんですけど『又吉先生です』と呼び込まれると、お客さん、みんな笑ってますもん」とぶっちゃけ。「誰も僕のことを先生と思ってないと思う。だから僕自身もそういう風に考えていない」と笑っていた。
この日、発売された『劇場』は第153回芥川賞を受賞した『火花』に続く2作目。売れない小劇団の脚本・演出家の永田が、偶然見かけた女性・沙希に声をかけることから交際が始まる恋愛ストーリーとなっている。同作は2014年夏頃に『火花』より先に書き始めたが冒頭部分のみを書いたところで一時中断。昨年春に執筆を再開し、晴れて完成した。
『劇場』は120年の歴史を持つ新潮社が発行した単行本で歴代2番めの初版30万部で発行(1位は村上春樹の『1Q84 BOOK3』『騎士団長殺し 第1部』『騎士団長殺し 第2部』の50万部)。
綾部は米・ニューヨークを拠点を移すため、4月に渡米。現在はビザの関係で帰国中という。又吉は「こないだ1回、連絡を取りました。向こうで生活する基盤を作って、今月か来月ぐらいに本格的に拠点を移すことになる」と話した。
小説第2弾がヒットすれば綾部と格差が広がるのではと振られると「相方はニューヨークに行ってますからね。僕よりスケールのデカいことをやっている」と断言。ニューヨーク挑戦とネガティブに捉えられがちな綾部を擁護した。「綾部は(差を)気にしない。僕こそ期待してます」と背中を押していた。
また、『劇場』を読んだかどうかについては「読まなきゃなって強い意思を感じさせる目で言ってました。あれから1ヶ月、2ヶ月経ちましたけど、まだ感想は来ていないですね」と苦笑い。綾部は読書が苦手だそうで「『火花』の感想も正確なものは聞いていない。『長かった』って言われましたからね。今回は『火花』より長くなっているんで、なんて言われるんでしょうね」と相方からの感想を楽しみにしていた。
また、綾部を筆頭に先生と呼ばれることについて又吉は「自分のことは先生と思えない。相方もそうですし、僕のことを先生というのは、ちょっとイジっているんです。いろんなところで講演したりするんですけど『又吉先生です』と呼び込まれると、お客さん、みんな笑ってますもん」とぶっちゃけ。「誰も僕のことを先生と思ってないと思う。だから僕自身もそういう風に考えていない」と笑っていた。
この日、発売された『劇場』は第153回芥川賞を受賞した『火花』に続く2作目。売れない小劇団の脚本・演出家の永田が、偶然見かけた女性・沙希に声をかけることから交際が始まる恋愛ストーリーとなっている。同作は2014年夏頃に『火花』より先に書き始めたが冒頭部分のみを書いたところで一時中断。昨年春に執筆を再開し、晴れて完成した。
『劇場』は120年の歴史を持つ新潮社が発行した単行本で歴代2番めの初版30万部で発行(1位は村上春樹の『1Q84 BOOK3』『騎士団長殺し 第1部』『騎士団長殺し 第2部』の50万部)。
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2017/05/11