お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が11日、東京・博品館劇場で小説第2弾『劇場』の劇場お渡し会を開いた。イベント前に取材に応じた又吉は発売日の気持ちを「妙な緊張感とうれしさがある」と表現した。
朝から書店をまわり、平積みされた自著を見てきたという。「自分の本が発売される日は朝から妙な緊張感とうれしさがある。ドキドキしながら行ったんですけど看板立ててくださって、大きく扱っていただいた。心強く思っています」と笑顔を見せた。
劇場でお渡し会をすることについては「タイトルにちなんで劇場でやるという提案をいただいて、僕もぜひっていうことになった」と苦笑い。それでも「前のコンビのときに北海道の小樽に住み込みで1ヵ月ぐらい漫才をしに行ってたことがあった。お客さんがゼロという日も。でも、劇場側の人は僕たちにギャラを支払いたいから、スタッフさんが2人、イスに座って漫才をすることもあった。劇場の思い出はいっぱいありますね」と自身と劇場の関係を懐かしそうに振り返った。
早くも3作目について問われると「小説って自由度が高い。いろんなことを表現できるものやと思っているので継続してやっていきたい。でも、今年すぐに書き始めるかと言ったら、まだわからない。でも、必ず書きたい」ときっぱり。構想については「いくつかある」と前向きだった。
この日、発売された『劇場』は第153回芥川賞を受賞した『火花』に続く2作目。売れない小劇団の脚本・演出家の永田が、偶然見かけた女性・沙希に声をかけることから交際が始まる恋愛ストーリーとなっている。同作は2014年夏頃に『火花』より先に書き始めたが冒頭部分のみを書いたところで一時中断。昨年春に執筆を再開し、晴れて完成した。
『劇場』は120年の歴史を持つ新潮社が発行した単行本で歴代2番目となる初版30万部で発行(1位は村上春樹の『1Q84 BOOK3』『騎士団長殺し 第1部』『騎士団長殺し 第2部』の50万部)。又吉は「書いた人間としてはうれしい。多くの人に手にとってほしい」と笑顔を見せた。
朝から書店をまわり、平積みされた自著を見てきたという。「自分の本が発売される日は朝から妙な緊張感とうれしさがある。ドキドキしながら行ったんですけど看板立ててくださって、大きく扱っていただいた。心強く思っています」と笑顔を見せた。
劇場でお渡し会をすることについては「タイトルにちなんで劇場でやるという提案をいただいて、僕もぜひっていうことになった」と苦笑い。それでも「前のコンビのときに北海道の小樽に住み込みで1ヵ月ぐらい漫才をしに行ってたことがあった。お客さんがゼロという日も。でも、劇場側の人は僕たちにギャラを支払いたいから、スタッフさんが2人、イスに座って漫才をすることもあった。劇場の思い出はいっぱいありますね」と自身と劇場の関係を懐かしそうに振り返った。
早くも3作目について問われると「小説って自由度が高い。いろんなことを表現できるものやと思っているので継続してやっていきたい。でも、今年すぐに書き始めるかと言ったら、まだわからない。でも、必ず書きたい」ときっぱり。構想については「いくつかある」と前向きだった。
この日、発売された『劇場』は第153回芥川賞を受賞した『火花』に続く2作目。売れない小劇団の脚本・演出家の永田が、偶然見かけた女性・沙希に声をかけることから交際が始まる恋愛ストーリーとなっている。同作は2014年夏頃に『火花』より先に書き始めたが冒頭部分のみを書いたところで一時中断。昨年春に執筆を再開し、晴れて完成した。
『劇場』は120年の歴史を持つ新潮社が発行した単行本で歴代2番目となる初版30万部で発行(1位は村上春樹の『1Q84 BOOK3』『騎士団長殺し 第1部』『騎士団長殺し 第2部』の50万部)。又吉は「書いた人間としてはうれしい。多くの人に手にとってほしい」と笑顔を見せた。
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2017/05/11