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ディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』(公開中)が大ヒットとなっている中、東京・お台場にある日本科学未来館で8日から始まった『ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法』(9月24日まで)。ミッキーマウスの誕生作となった『蒸気船ウィリー』(1928年)にはじまり、『モアナと伝説の海』に至るまで、約90年にわたるディズニー・アニメーションに関する原画やスケッチなど約500点が“来日”。歴史的にも価値の高い手描きの原画やスケッチが世の中に公開されることは非常に珍しく、展示されるもののうちほとんどが日本初公開ということもあって、注目を集めている。今回の展示物がどこから来たのか…といえば、それはもちろんアメリカ。「ウォルト・ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリー(以下、ARL)」だ。 米ロサンゼルスにあるARLは、ディズニー・アニメーション・スタジオの芸術的遺産の保存・保護を目的とした施設。ディズニー・アニメーションが制作した作品のコンセプトアートやスケッチ、マケット(キャラクターの立体化、造形作品)、原画、セル画、そして近年の3DCG作品に関する各種データなど、約6500万点以上(!)を収蔵し、増え続けている。セキュリティーの関係上、ディズニーとピクサーのスタッフ以外は入ることができない、外観の撮影も一切禁止されている、まさに“ディズニーの秘密兵器”。

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  • 米ロサンゼルスのどこかにある「ウォルト・ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリー」に保管されている『眠れる森の美女』の背景画 (C)ORICON NewS inc.
  • 館内を案内してくれた フォックス・カーニーさん(C)ORICON NewS inc.
  • すでに『モアナと伝説の海』の資料も収められていた
  • 「ウォルト・ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリー」に保管されている『モアナと伝説の海』の資料
  • 「ウォルト・ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリー」に保管されている『モアナと伝説の海』の資料
  • 「ウォルト・ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリー」に保管されている『モアナと伝説の海』の資料
  • 「ウォルト・ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリー」に保管されている『モアナと伝説の海』の資料

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