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劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』 ロッチの出演は湯浅監督たっての希望

 お笑いコンビ・ロッチの中岡創一とコカドケンタロウが、公開中の劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』に声の出演をしている。歌手で俳優の星野源が主人公“先輩”役を務めていることもあり、公開前から注目を集めていた本作。湯浅政明監督が星野に直筆の手紙を送ってオファーをした話はさまざまな場面で語られているが、実はロッチの出演も湯浅監督たっての希望だった。

劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』に声の出演をしているロッチ(左から)コカドケンタロウ、中岡創一

劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』に声の出演をしているロッチ(左から)コカドケンタロウ、中岡創一

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 京都を舞台に描かれる、どこかファンタジックな青春恋愛物語。クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”。「なるべく彼女の目にとまる」ナカメ作戦を実行する日々を送っていた“先輩”が、彼女を追い求めるうちに不思議な出来事に巻き込まれていく。

 星野のほかにも、“乙女”役に花澤香菜、学園祭事務局長役に神谷浩史、パンツ総番長役にロバート秋山竜次、学園祭で行われるゲリラ演劇の舞台監督・紀子さん役の新妻聖子などが声の出演をしており、7日の公開後、最初の週末の映画動員ランキングで6位に初登場するなど、その効果はてきめん。

 そして、中岡は憧れの人“直子さん”が結婚してしまうことで悲しみにくれる詭弁論部OBの“高坂”役、コカドは“学園祭事務局副長”と、その肩にのっている“オウム”と一人2役を担当している。

 もともとロッチのファンだった湯浅監督は、テレビアニメ『四畳半神話大系』(2010年)の頃から2人の出演を希望していたといい、その時はタイミングが合わず実現しなかったが、今回、7年越しの念願がかなった。中岡もコカドもそれぞれのキャラクターをユニークかつ魅力たっぷりに演じている。

関連写真

  • 劇場アニメ『夜は短し歩けよ乙女』に声の出演をしているロッチ(左から)コカドケンタロウ、中岡創一
  • 詭弁論部OBの高坂(CV:中岡創一)(C)森見登美彦?KADOKAWA/ナカメの会
  • 学園祭事務局副長とオウム(CV:コカドケンタロウ)(C)森見登美彦?KADOKAWA/ナカメの会

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