タレントの細山貴嶺（22）が20日、自身のブログを更新。3月で慶應義塾大学を卒業するのにともない芸能界からも「卒業」することを発表した。

　細山は「3月23日をもって、在籍している慶應義塾大学を卒業することとなりました。また、それに合わせ、芸能界を卒業することとなりました」と発表。「正直なところ、自分から卒業すると言っておきながらもあまり実感がわきません」と心境を吐露した。

　芸歴は年齢と同じ22年。「芸能プロダクションに入ったのは僕が生まれてまだ2週間の頃で、ホリプロのアカデミーには3歳の時からずっとお世話になっています。それゆえ、物心がついた時には日常生活の中に『テレビのお仕事をする時間』がありました」と振り返り、「だからこそ、（芸能界卒業は）自分の大切な一部分が抜け落ちてしまうような感覚さえあります」と思いをつづった。

　また、大学卒業を間近に控え将来について考える機会が増える中で、今回の決断に至っと説明し「しっかりと自分なりに考えて出した結論です。なので、後悔はありません」ときっぱり。一方で「芸能界での22年間は自分という人間が出来上がる過程において、間違いなく必要な期間だったと強く思います」と感慨深げに語っている。

　最後は「改めて、僕を応援してくださった視聴者の皆さま、共演者の皆さま、スタッフの皆さま、事務所の皆さま、その他関係者の皆さま、本当にありがとうございました」と感謝を述べるとともに、同ブログを3月いっぱいで閉鎖することを報告し、締めくくった。

　細山はテレビ東京系『おはスタ』や日本テレビ系『世界一受けたい授業』などバラエティー番組を中心に活躍。ぽっちゃりした体型で知られていたが、近年は減量に成功しスリムな体型に変貌を遂げたことでも話題を呼んだ。