“ひとり芸日本一”を決定する『R-1ぐらんぷり2017』決勝が、きょう28日に開催される。今年も個性豊かな9人のピン芸人たちがファイナリストとして選ばれたが、ここでは強烈なキャラ芸人たちに立ち向かう“ネタ芸人”たちに注目してみたい。
■三浦マイルド、重圧乗り越え2度目の王座へ ルシファー吉岡は下ネタ封印
Aブロックに登場するのは『R-1ぐらんぷり2013』覇者の三浦マイルド(39)。大学時代のバイト先で知り合った、道路交通警備員・ニシオカさんのコメントを次々紹介するネタで満票を獲得し、文句なしの優勝を果たしたが、その後は「王者」としての重圧に苦しめられる日々が続いた。「正直、優勝後は『R-1チャンピオンです』と紹介されることがつらくて、腐った時期もあって、荒れた時期もありましたが、それでもネタだけは作り続けました」。
優勝から4年…今回は得意のフリップネタで、決勝のステージに帰ってきた。チャンピオンと呼ばれる覚悟はできている。「前回は、覚悟が甘かった。優勝するに値するパフォーマンスができるようになって、初めてチャンピオンになれるんですよね。今では僕はなれたと思っているので、2回優勝してさらに覚悟を背負いたいなと思います。僕がどういう風に成長したのか、それをお見せできたら最高ですね」。
Bブロックのルシファー吉岡(37)は、昨年大会は敗者復活組からの出場だったが、今年はストレートで勝ち上がった。「今年はストレートで行くための1年だったので、下ネタはあまりよくないらしいと聞いて、年末の単独ライブでは下ネタじゃないネタをたくさんやろうとしたところ、結局8割下ネタ(笑)。残りの2割から、決勝に行くネタができました」。
持ち味を封印しての戦いとなったが、準決勝でも導入部分でしっかりと引きつけて、後半からは怒とうの畳みかけで実力を見せつけた。去年の反省を活かし、いざ頂点を目指す。「テレビのスタジオは、お笑いライブと比べて圧倒的な“公共の場感”がすごくて。僕が、世間に下ネタをやる人だと知られてない中でやるのは厳しいなと。2本目のネタも、もう決めています」。
■技巧派・マツモトクラブVS裸芸・アキラ100% Cブロック注目のネタ勝負
対照的なネタ芸人対決となるCブロックの先手は、マツモトクラブ(40)。これまで2年連続で敗者復活からの決勝進出だったが、三度目の正直でストレートでファイナリストの仲間入りを果たした。昨年末に行われた、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良(52)とさまぁ〜ずがMCを務める若手芸人発掘ライブ『新人内さまライブ チャンピオン大会2016』では4代目王者に輝くなど、じわりじわりとその実力が表舞台でも評価されてきている。
昨年は、事務所の先輩・ハリウッドザコシショウ(43)が優勝。その様子を間近で見てきたからこそ、チャンピオンへの思いもファイナリストの中では人一倍強い。「事務所の持ち小屋みたいな『びーちぶ』っていう場所があるんですが、そこにR-1のトロフィーが飾ってある。そこに行くたびにトロフィーを見るので、2年連続で持って帰ってこられたらいいなと思っています。短い時間ですが、笑顔とちょっとしたあたたかい気持ちをお届けしたいです。その用意はできています!」。
そして、まさかの選出で会場を沸かせたアキラ100%(42)。裸で、大事な部分を銀の丸いおぼんで隠しながら一人コントを進めるというスタイルから、ゴールデンタイムで放送される同番組への影響を心配する声が上がっていただけに、本人もびっくりした様子で「ネタがネタなので落とされてもしょうがないと思っていましたが、選んでくれた方の大英断に感謝します!」と声を張り上げた。
今年はネタの精度と銀のおぼんの光沢により磨きがかかり、笑いの量で圧倒。去年の決勝後、王者・ザコシショウからもらった「来年やな。もう1年がんばれ」との言葉を支えに、この1年やってきた成果を見せつけ、2年連続の裸芸人優勝の快挙(?)に挑む。「何も考えず、バカなやついるなと笑っていただければ。ショーだと思って見てください。ほんとにもう、まばたき厳禁でご覧ください」。
決勝のネタ順は、AブロックにレイザーラモンRG(42)、横澤夏子(26)、三浦、Bブロックにゆりやんレトリィバァ(26)、石出奈々子(32)、ルシファー、Cブロックにブルゾンちえみ(26)、マツモト、アキラに決定。そのほか当日生放送で発表される「復活ステージ」通過者3名が加わった12名による変則トーナメント方式。持ち時間3分で行われ、4人ずつが3ブロックに分かれて各ブロックの勝者を選出。勝ち上がった3人で賞金500万円を賭けた最終決戦を行う。
司会は14回連続の雨上がり決死隊と加藤綾子が務め、審査員は桂文枝、関根勤、清水ミチコ、ヒロミ、板尾創路が担当。決勝戦の模様は、きょう午後7時からカンテレ・フジテレビ系全国ネットで生放送される。
■三浦マイルド、重圧乗り越え2度目の王座へ ルシファー吉岡は下ネタ封印
Aブロックに登場するのは『R-1ぐらんぷり2013』覇者の三浦マイルド(39)。大学時代のバイト先で知り合った、道路交通警備員・ニシオカさんのコメントを次々紹介するネタで満票を獲得し、文句なしの優勝を果たしたが、その後は「王者」としての重圧に苦しめられる日々が続いた。「正直、優勝後は『R-1チャンピオンです』と紹介されることがつらくて、腐った時期もあって、荒れた時期もありましたが、それでもネタだけは作り続けました」。
優勝から4年…今回は得意のフリップネタで、決勝のステージに帰ってきた。チャンピオンと呼ばれる覚悟はできている。「前回は、覚悟が甘かった。優勝するに値するパフォーマンスができるようになって、初めてチャンピオンになれるんですよね。今では僕はなれたと思っているので、2回優勝してさらに覚悟を背負いたいなと思います。僕がどういう風に成長したのか、それをお見せできたら最高ですね」。
Bブロックのルシファー吉岡(37)は、昨年大会は敗者復活組からの出場だったが、今年はストレートで勝ち上がった。「今年はストレートで行くための1年だったので、下ネタはあまりよくないらしいと聞いて、年末の単独ライブでは下ネタじゃないネタをたくさんやろうとしたところ、結局8割下ネタ(笑)。残りの2割から、決勝に行くネタができました」。
持ち味を封印しての戦いとなったが、準決勝でも導入部分でしっかりと引きつけて、後半からは怒とうの畳みかけで実力を見せつけた。去年の反省を活かし、いざ頂点を目指す。「テレビのスタジオは、お笑いライブと比べて圧倒的な“公共の場感”がすごくて。僕が、世間に下ネタをやる人だと知られてない中でやるのは厳しいなと。2本目のネタも、もう決めています」。
■技巧派・マツモトクラブVS裸芸・アキラ100% Cブロック注目のネタ勝負
対照的なネタ芸人対決となるCブロックの先手は、マツモトクラブ(40)。これまで2年連続で敗者復活からの決勝進出だったが、三度目の正直でストレートでファイナリストの仲間入りを果たした。昨年末に行われた、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良(52)とさまぁ〜ずがMCを務める若手芸人発掘ライブ『新人内さまライブ チャンピオン大会2016』では4代目王者に輝くなど、じわりじわりとその実力が表舞台でも評価されてきている。
昨年は、事務所の先輩・ハリウッドザコシショウ(43)が優勝。その様子を間近で見てきたからこそ、チャンピオンへの思いもファイナリストの中では人一倍強い。「事務所の持ち小屋みたいな『びーちぶ』っていう場所があるんですが、そこにR-1のトロフィーが飾ってある。そこに行くたびにトロフィーを見るので、2年連続で持って帰ってこられたらいいなと思っています。短い時間ですが、笑顔とちょっとしたあたたかい気持ちをお届けしたいです。その用意はできています!」。
そして、まさかの選出で会場を沸かせたアキラ100%(42)。裸で、大事な部分を銀の丸いおぼんで隠しながら一人コントを進めるというスタイルから、ゴールデンタイムで放送される同番組への影響を心配する声が上がっていただけに、本人もびっくりした様子で「ネタがネタなので落とされてもしょうがないと思っていましたが、選んでくれた方の大英断に感謝します!」と声を張り上げた。
今年はネタの精度と銀のおぼんの光沢により磨きがかかり、笑いの量で圧倒。去年の決勝後、王者・ザコシショウからもらった「来年やな。もう1年がんばれ」との言葉を支えに、この1年やってきた成果を見せつけ、2年連続の裸芸人優勝の快挙(?)に挑む。「何も考えず、バカなやついるなと笑っていただければ。ショーだと思って見てください。ほんとにもう、まばたき厳禁でご覧ください」。
決勝のネタ順は、AブロックにレイザーラモンRG(42)、横澤夏子(26)、三浦、Bブロックにゆりやんレトリィバァ(26)、石出奈々子(32)、ルシファー、Cブロックにブルゾンちえみ(26)、マツモト、アキラに決定。そのほか当日生放送で発表される「復活ステージ」通過者3名が加わった12名による変則トーナメント方式。持ち時間3分で行われ、4人ずつが3ブロックに分かれて各ブロックの勝者を選出。勝ち上がった3人で賞金500万円を賭けた最終決戦を行う。
司会は14回連続の雨上がり決死隊と加藤綾子が務め、審査員は桂文枝、関根勤、清水ミチコ、ヒロミ、板尾創路が担当。決勝戦の模様は、きょう午後7時からカンテレ・フジテレビ系全国ネットで生放送される。
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2017/02/28