『講談社週刊少年マガジン編集部／DeNA「マンガボックス」』で連載中の漫画『恋と嘘』（原作：ムサヲ）が、今夏、テレビアニメ化されることが発表された。作品の舞台は近未来の日本。「結婚相手を政府が指定する」というSF的な世界観を背景に繰り広げられる少年少女たちの危うげな禁断の恋を描く。

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　2014年8月に「マンガボックス」に第1話が掲載された直後から1ヶ月あたりの総閲覧者数が350万人を超える人気作品となり、その後発売された単行本（既刊5巻）も続々と重版されているヒット作品。

　満16歳になると政府から結婚相手が通知される「超・少子化対策基本法」、通称「ゆかり法」。15歳の主人公・根島由佳吏（ねじまゆかり）はクラスの高嶺の花・高崎美咲に想いを寄せていた。16歳の誕生日を迎える夜に決意を固め、ついに長年の想いを伝える由佳吏だったが、その直後、彼のもとに政府通知が届く。科学の赤い糸で結ばれた相手とは…。

　アニメ化にあたり、原作者のムサヲ氏は「いろんな人に助けてもらい、後押ししていただいてここまで来れました。アニメ化です。長年の夢だったので本当に夢みたいです。応援して下さった方々と、これから知って下さるたくさんの人たちに楽しんでもらえるとうれしいです」と喜び。

　監督を務めるのは、『山田くんと7人の魔女』や『石膏ボーイズ』などで監督を務めた宅野誠起氏。「自分の高校時代は恋愛とは無縁でしたが、その時の理想や憧れが全て詰まった原作なので、その気持ちを込めて、キャラクターを描きたいと思います。恋することのうれしさと切なさを感じとっていただければと思います。見終わったら誰かに恋したくなること間違いなしです！」と意気込みを語った。

　ティザービジュアルに描かれるのは、メインヒロインの美咲と真田莉々奈（さなだりりな）、2人の間に立つ主人公の由佳吏。床に散らばる数々の政府通知と絡まった赤い糸が、キャラクターたちの繊細で複雑な心情を表現している。

■アニメ公式サイト
http://koiuso-anime.com/

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