読売テレビのアナウンサー・中谷しのぶが16日、夕方の報道番組『かんさい情報ネット　ten．』（月〜金　後4：47）で27日から同番組に新メンバーとして加入する黒木千晶アナ、元アナウンサーで現・報道記者の大田良平と、橋本雅之記者らとともにリニューアル会見に臨んだ。先月30日から同局女性アナウンサーでは初の単独メインキャスターに就任した中谷アナは凛々しい袴姿で登場し、決意表明を書にしたためた。

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　28歳と関西各局の夕方のニュース番組の“顔”としては最も若い年齢でのメインキャスター起用となった中谷は緊張しつつも『向上心』の文字を披露。「私のスローガンは『年齢は最年少でも目指すは最高点（ten．）』。背伸びすることなく、いろんなことを吸収しながら向上していきたい。その姿を視聴者の皆さんに見守っていただけたら」と抱負を掲げた。

　2009年春からスタートした同番組では新サブキャスターとして入社1年目23歳の黒木アナを迎え、15年のアナウンサー経験を経て2013年に報道部に異動し、行政担当記者などを経験した大田や神戸支局担当や大阪府警担当を経験した入社3年目の現役報道記者である橋本がフィールドキャスターとして起用されるなどベテラン、中堅、新人が中谷をサポートする。

　また会見では、中谷アナに向け、VTRで過去3回出演している女優・天海祐希から「楽しい素敵な番組になることをお祈りしています。中谷さん、がんばって！」と激励。これには中谷も「働く女性としてあこがれの人。この言葉でがんばれそうです！」と大感激。

　レギュラーメンバーだった『朝生ワイド　す・またん！』の辛坊治郎からも「キャスター就任祝いで、大阪マラソンを走ることをお勧めします。それかトライアスロンで大阪城のお堀を1.5キロ泳ぐ、あべのハルカスの階段を駆け上がるマラソンもあるよ！」と提案されると「どれも難題ですね（笑）。でも、“あべのハルカス”は検討させてください」と意外にも前向きに検討していた。