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『君の名は。』韓国で13年ぶりの邦画1位 アジア圏で6冠達成

 新海誠監督の長編アニメーション映画『君の名は。』が、現地時間4日から公開された韓国において、初日の興収・動員で1位になったことが6日、わかった。初日の興収は1億円突破、動員13万人越えを記録。すでに公開されている日本、台湾、香港、タイ、中国の映画ランキングでも1位になっており、今回でアジア圏6冠を達成した。

新海誠監督の長編アニメーション映画『君の名は。』(C)2016「君の名は。」製作委員会

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 同作は、『第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭』(スペイン)でAnima’t部門(アニメーション作品の部門)の最優秀長編作品賞、『第18回プチョン(富川)国際アニメーション映画祭』(韓国)の長編コンペティション部門での優秀賞と観客賞をW受賞。アニメのアカデミー賞と言われている『アニー賞』にもノミネートされるなど海外でも評価され、中国・タイでは日本映画として歴代興収の新記録を樹立した。

 韓国では1998年に日本映画が解禁され、一時期日本映画ブームが起こったものの、2004年の『ハウルの動く城』(2004年)以降、目立ったヒットは大幅に減少。同作は、韓国での日本映画の公開規模としては新記録となる555スクリーンで公開され(それまでの記録は2015年2月12日に公開された『STAND BY MEドラえもん』の423スクリーン)、初日の興収・観客動員で第1位デビューを飾った。

 日本映画が韓国の映画ランキングで第1位となるのは、『ハウルの動く城』以来13年ぶり。すでに世界125の国と地域で海外配給が決定しており、今後も各国で順次公開される。

 日本でもいまだに300館規模で公開され、正月興行を迎えた国内の最新成績は1735万人、224億円を記録。13日からは全国の一部劇場にてIMAX上映がスタート(2週間限定上映)し、どこまで記録を伸ばすのか注目が集まる。

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