今年7月にオープンした東京ガーデンテラス紀尾井町（東京・千代田区）は8日より、初のクリスマスイベント「Crystal Illumination 輝きの集い 2016」をスタートさせた。クリスタルガラスを使用したツリーやシャンパンゴールド色のイルミネーションなどで、クリスマスムード一色に盛り上げる。

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　紀尾井テラス1階の花の広場に設置されたクリスタルツリーは、箱根ガラスの森美術館とのコラボレーション。高さ約6メートルのツリーに約4万5000粒のクリスタルガラスを使用。小さなガラスが風に吹かれるたびにゆらゆらと動き、昼は自然光、夜はLEDライトに照らされて美しく煌めく。

　メインエントランスの街路樹にはシャンパンゴールド色に輝く4万8000球のLEDライト、弁慶壕沿いの大きな樹々ではレッドやブルーなど計8色に変化するライトアップなど、暖かな光で包み込んで幻想的な世界を演出する。期間は2017年2月末（予定）までで、イルミネーション点灯時間は午後5時〜10時まで。

　同所は、長年にわたり“赤プリ”の愛称で親しまれ、2011年3月末に惜しまれつつ閉館した『グランドプリンスホテル赤坂』の跡地。今年7月27日より、オフィスやホテル、商業施設（紀尾井テラス）、カンファレンスが入った「紀尾井タワー」と、賃貸住宅を有する「紀尾井レジデンス」、東京都の指定有形文化財である旧李王家東京邸（旧グランドプリンスホテル赤坂 旧館）を保存しつつ、新たな設備を加えた「赤坂プリンス クラシックハウス」による施設に生まれ変わっている。




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