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長澤まさみ、松田龍平と夫婦役で初共演 黒沢清監督『散歩する侵略者』

 女優の長澤まさみ(29)、俳優の松田龍平(33)が、映画『散歩する侵略者』(2017年9月16日公開)で初共演し、夫婦を演じることが5日、わかった。数日間の行方不明の後、夫が“侵略者”に乗っ取られて帰ってくるというストーリー。監督は、『岸辺の旅』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞した黒沢清氏(61)が務め、侵略者と行動をともにすることになるジャーナリスト役で長谷川博己(39)が共演。3人とも、黒沢監督作品に初参加となる。

 同作は、劇作家・前川知大率いる劇団イキウメの同名舞台作品を映画化。数日間の行方不明の後、不仲だった夫がまるで別人のようになって帰ってきた。急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う加瀬鳴海(長澤)。夫の真治(松田)は毎日散歩に出かけて行く。一体何をしているのか? 同じ頃、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙な現象が頻発する。ジャーナリストの桜井(長谷川)は取材中に一人、ある事実に気づく。やがて町は急速に不穏な世界へと姿を変え、事態は思わぬ方向へ動く。

 脚本を読んで出演を熱望したという長澤は「女性として、鳴海の気持ちに共感しながら、真治のことを家族として大切に思えるようにしようと思って演じました。真治役の松田龍平さんは、そんな思いを常に受け止めてくれて、とても助けられました」と感謝。黒沢監督作品に初参加し、「細かく丁寧にお芝居をつけてくださるのですが、怒ってばかりの役だったので、いい意味で、こんなに大変でつらい現場は久しぶりだなと思いました。毎日ふらふらになりました」と難役への挑戦を語っている。

 制作陣からの熱烈オファーに応えた松田は、「真治の設定が想像しきれなくて、逆に何もこだわらずに撮影に臨みました。黒沢清監督と初めてご一緒できることもうれしかったですが、黒沢監督にヒントをもらいながら、役を埋めていきました」とコメント。

 黒沢監督作品を多く鑑賞してきたという長谷川は「撮影前に『(監督の)今までの作品のことはすべて忘れてください』とおっしゃっておられました。何か新しいことに挑戦されようとする監督の意思に心躍りました。ラブストーリーでもあれば、男同士の友情を描くノワール映画的な要素もあります。ジャンルを飛び越えた、すごい映画になるんじゃないかと楽しみにしています」と期待している。



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