東京・六本木を中心に開催されていた『第29回東京国際映画祭』が3日、閉幕した。クロージングセレモニーでは、日本映画界への貢献が目覚ましい人物に贈られる“ARIGATO(ありがとう)賞”授賞式が行われ、俳優の妻夫木聡、女優の高畑充希、大ヒット中のアニメ映画『君の名は。』の新海誠監督、『シン・ゴジラ』がヒットしたゴジラが登壇した。 妻夫木は、俳優の転機となったという『ウォーターボーイズ』を「日本映画の汗臭さ、泥臭さ、一体感をすごく感じた」と振り返り、「映画は一人で作っているのではない、監督、スタッフ一丸となっていいものを作るんだという気持ちでいるから良いものができると感じている。そこから映画に惚れて、今までやってきた。これを励みにまた一から頑張りたいです」と受賞を喜んだ。
2016/11/04