女優の安藤サクラが2日、都内で開催中の『第29回東京国際映画祭』日本映画スプラッシュ部門公式出品作品『島々清しゃ(しまじまかいしゃ)』(2017年1月21日公開)舞台あいさつに出席。2014年に出演映画『白河夜船』の撮影を終えて以降、2015年10月に行われた同作の撮影まで約1年女優業を休んでいたことを明かし、「これをやることになるまで先のことを考えておらず、もしかしたら今後やらないこともあるかなっていう気もしていた」と、引退も可能性にあったという当時を振り返った。 同作は、沖縄を代表する作曲家・普久原恒勇氏の曲「島々清しゃ」を題材にしたドラマ。沖縄の慶良間諸島へとやって来たヴァイオリニストの女性と、わずかな音のズレも感じられる耳を持った少女の触れ合いを描く。『湯を沸かすほどの熱い愛』(公開中)の伊東蒼が主演を務め、故・新藤兼人監督を祖父にもつ新藤風監督がメガホンをとった。
2016/11/02