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松岡広大、実写化批判も糧に ドラマ『ベビステ』で「いい意味で期待を裏切りたい」

 俳優・松岡広大(18)が主演を務めているAmazonオリジナルドラマ『ベイビーステップ』(「Amazonプライム・ビデオ」で配信中)。錦織圭選手や松岡修造氏が愛読するほど、人気の高いテニス漫画の実写版に挑戦している松岡はこのほど、ORICON STYLEのインタビューに応じ、主演の重圧や役作り、今後の展望などを語ってくれた。

実写化に挑む心境を語った松岡広大 (C)ORICON NewS inc.

実写化に挑む心境を語った松岡広大 (C)ORICON NewS inc.

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 Amazonプライム会員向けに提供しているサービス「Amazonプライム・ビデオ」で配信されている同ドラマは、『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名漫画が原作。松岡演じる真面目で成績優秀な“普通”の男子高生「エーちゃん」こと丸尾栄一郎が、テニスの魅力に目覚め、プロを目指して成長する姿を描く青春ストーリー。

 大役のオファーを受け、手放しで喜んでいるかと思いきや「役をもらったうれしさ以上に原作がすごい愛されている作品なので責任感やプレッシャーはありました。作品の重みに耐えられるかなって」と、実写化ならではの重圧を実感している様子だ。「責任感」というワードを何度も口にしたのが印象的だった。

 役作りの大部分を占めたのがテニスの基礎技術を学ぶことだったという。ミュージカル『テニスの王子様』への出演経験はありつつも「本格的なテニスは未経験でした」と苦笑い。仕事の合間を縫い、撮影のため1ヶ月の猛特訓に励み「ラリーとか基本的なことはできる様になりました」と白い歯をみせ、撮影もスムーズに進んでいると語った。

 松岡といえば、ミュージカル『テニスの王子様』や、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』で主人公うずまきナルトを演じるなど、人気原作の実写化に縁深い。昨今のドラマ・映画業界では、人気作が立て続けに実写化され、作品の封切り前から賛否が飛び交うのが見慣れた光景になりつつある。

 主人公と重なる部分として「負けず嫌い」と挙げた松岡に、実写化批判について質問をぶつけると「言われることは仕方ないと割り切ってる。耳を傾けすぎるとメンタルに影響しちゃうので、そういう期待をいい意味で裏切りたいというモチベーションに変えてる」と、その批判すらも撮影の糧にしているようだ。作品への手応えをにじませながら「一度は観てほしい。それから批判するのは自由だと思いますので」と笑顔で呼びかけた。

 作品になぞらえて「これから始めたいこと」を聞くと「フィリピン武術の『カリ』をやってみたい」と意外な答えに驚かされた。「体を鍛えたい。自分に自信がなくて、すごく安易だけど自分を変えたいんです。武術の精神論とか筋が通っていて好きですね」と話し、アクション演技にも意欲的だ。

 俳優業への抱負として「振り幅の大きい役者になりたい。カメレオン俳優みたいな、一つひとつの役でお客さんのイメージを裏切っていきたい」と、熱い視線で語った松岡。今後、どのような“ステップ”で成長していくのか、活躍を期待したい。

スタイリスト:山口ゆうすけ
ヘアメイク:竹井 温(&'s management)

衣装協力
PHINGERIN/PHINGERIN
THREE BLIND MICE/STUDIO FABWORK
DETAILS/ADONUST

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  • 作品成功を誓い、ガッツポーズを決める松岡広大 (C)ORICON NewS inc.

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