今年1月に歌舞伎から劇団新派に入団し、9月に大名跡「2代目喜多村緑郎(ろくろう)」を襲名する元歌舞伎俳優の市川月乃助(47)の襲名披露公演の成功を祈願するお練りが6日、東京・浅草寺で行われ、歌舞伎俳優・尾上松也(31)の妹・春本由香(23)も参加した。 ファンから新たな屋号など、多くの声援を浴びると気さくに手を振り、交流を深めていた市川。襲名について「なかなかピンときません。30年余り市川の姓を名乗ってきましたが、こうして歩かせていただいて、一抹の寂しさもあります」と心境を告白。しかし大勢のファンを前にして「本日ここでその寂しさを拭い去って、新・喜多村緑郎としてこれから必死に精進していく覚悟です」と決意表明した。
2016/07/06