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DJ KOO、20年以上続ける秘訣「いつでもステージに上がれる気持ち」

 今年も『a-nation island』が7月29日から8月4日まで東京・国立代々木競技場第一体育館、第二体育館ほか、『a-nation stadium fes.』が8月27日と28日に東京・味の素スタジアムで開催される。今年で15年目を迎える同イベントに、初回から出演しているダンス&ボーカルユニット・TRFDJ KOOが、フェスの魅力や自身のアーティスト活動、バラエティ番組でも活躍する自身の立ち位置について語った。

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◆『a-nation』は、唯一父親の威厳が出せるとき

――今年で15年を迎える『a-nation』ですが、初回から出演されてどう変化を感じますか?
【DJ KOO】 15年経つとお客さんとしてステージを観る側だった人が『a-nation』のステージに立っています。元girl next door千紗やiDOL Streetに所属しているメンバーもそうですが、それは本当に感慨深いですね。

――もちろん、DJ KOOさんも『a-nation』は毎年楽しみにしているんですよね?
【DJ KOO】 そりゃあそうですよ!

――毎年思うんですが、「EZ DO DANCE」や「CRAZY GONNA CRAZY」など、ヒット曲オンパレードのTRFのステージは、毎年観客の熱気や一体感、盛り上がり方が本当にすごいですよね。
【DJ KOO】 僕のDJブースの位置は、『a-nation』でも一番の特等席なんです。会場全体が見れて、観客との間にメンバーがいて、スタジアムの隅々までやり取りしている感じがして、本当に最高です。その景色をみなさんに見せたいですね。

――昨年も東京・味の素スタジアムで28万5千人を動員しましたが、スタジアムが満員になったあの光景は、なんとも言えないですよね。
【DJ KOO】 リハーサルの時から観客に埋め尽くされたときのことを想像しています。あの風景は、『a-nation』でしか体験できないですね。

――15年出演していて、毎年楽しみにしてることはありますか?
【DJ KOO】 TRFは、avexで一番古いアーティストなので、観客だけでなく、社員や他の後輩アーティストたちも盛り上がって、踊ってくれるので、その姿を見ると嬉しいですね。

――ちなみに、ご家族は観に来るんですか?
【DJ KOO】 娘が17歳なんですが、毎年観に来ます。『a-nation』のステージに立っていたらカッコイイじゃないですか。唯一父親の威厳が出せるときなので(笑)。

――それは娘さんとしても“パパかっこいい!”と思うでしょうね。
【DJ KOO】 かっこいいでしょ(笑)。

――奥様には、何か言われますか?
【DJ KOO】 『a-nation』は、ある種ひとつの区切りだったりもするので、毎年ステージに上がっている姿を観て安心するみたいですね。

小室哲哉さんのプロデュース力も大きい

――15年間続けて出演するということは本当にすごいことです。TRFの偉大さを再認識させられます。
【DJ KOO】 15年やっていると選曲も迷いますよ。“同じことをやるのはどうなの?”と思うんですが、なぜか15年間、最後の曲が「survival dAnce 〜no no cry more〜」なんです。それがいいなって思います。定番の曲を連発して、でも毎年盛り上がり方が違う、1曲を毎年毎年仕上げていくという考え方に変わっていきました。自分たちの音楽を押し通すのではなく、限られた時間の中で盛り上げて、次のアーティストにつなげていくことが大事だなって。

――ちなみに、90年代に大ヒット曲を連発していたときは、どんな感じでしたか?
【DJ KOO】 当初は、ダンスミュージックはアンダーグラウンドのもので、邦楽のようにメインストリームではなかった。自分の音楽性を追求して、売れる売れないという意識がはっきりとないまま活動していました。そんなとき、「EZ DO DANCE」が流行って、カラオケで歌われているよって奥さんから聞いたときに、嬉しかったですね。

――日本のダンスミュージックがメインストリームになったのは、TRFの存在が大きいと思います。
【DJ KOO】 ダンスミュージックはクラブでかかる音楽で、邦楽と共通するものとは思っていなかったです。ダンスミュージックは洋楽といった意識があり、TRFも1枚目は英語の歌詞でした。当時は、日本のダンスミュージックは、ある種の真似事みたいな存在だったので。TRFが日本語でダンスミュージックを歌ったこともそうですが、やっぱり小室哲哉さんのプロデュース力も大きいですね。

――その小室哲哉さんのプロデュース力とは、DJ KOOさんから見てどんなところなのでしょうか?
【DJ KOO】 小室さんは、その時の状況を知るために、実際に自分で体験していろんなことに活かしていました。小室さんとよく一緒にカラオケに行ってましたが、掛け声で盛り上がれる音楽を作りたいと言っていました。「EZ DO DANCE」もそうですが、みんなが掛け声で盛り上がれるところがあるようにTRFの曲には、サビに入る前に、「みなさん行きますよ!」といった感じのワンクッションが入っていて、音楽的な工夫をしています。だから、何万人規模の大きな会場でも、みんなが一体となって盛り上がれるんだと思います。

――20年間以上も、メンバー全員代わることなく続けられる秘訣はなんですか?
【DJ KOO】 毎日いつでもステージに上がれる気持ちを持ち続けていることですかね。あと、メンバー5人が揃わずにライブをやったときがあって、これもうTRFじゃないなと思いました。これだけの年数続けているとお互いがカバーできると思っていたけど、ぜんぜんステージが成り立たない。5人のあ・うんの呼吸ってすごいなって思います。

――ぶっちゃけ大ヒットを連発したときに、調子に乗ったことはあります?
【DJ KOO】 音楽的にはないです。ただ、ミュージックビデオを海外で撮影したときに、当時はまだクレジットカードを持っていたので、買物では調子に乗りました。ブランドショップに行って、値段を見ずに買っていたら、奥さんにクレジットカードを取り上げられました(笑)。そういう買物って一度はやってみたいじゃないですか。

◆SNSでのバッシングに、1つひとつ言い訳して、返信したい(笑)

――ところで、最近はバラエティ番組でも活躍されていますが。
【DJ KOO】 バラエティに方向をシフトしようという気持ちはなくて、頂いたお仕事をやらせてもらっているというのが現状です。でも、バラエティ番組は楽しいです。いろんな人に会ったり、企画に参加したり、すごく刺激がありますよね。そのバラエティの仕事から音楽活動に戻ると、すごく音楽が楽しめているなあって思いますね。

――そもそもバラエティ番組に出ようと思ったきっかけはなんだったんですか?
【DJ KOO】 DJだからやっぱり誰よりもオタクでコアで、斜に構えていて。音楽番組のトークで、「マイブームは?」とか聞かれても、“俺は曲を披露しに来たんだからそんなの言わなくたって”と思っていたんですよ。それが、バラエティ番組にアーティストとしてゲスト出演させて頂いていたら、そのうちゲストとして参加させて頂いくうちに、番組スタッフの取り組み方や、芸人さんたちの身体や気を張ったところを見て、カッコつけている場合ではないなと思いました。

――やっぱりアーティストだからイメージを大切にすることはありますよね。
【DJ KOO】 一歩自分が踏み込むと、相手も踏み込んで来てくれる、深くて楽しいなって思うようになりました。でも、バラエティ番組に出演したばっかりの頃は、「DJ KOOって仕事選ばないのかよ」「金なくなったのか」ってSNSに書かれたりして(笑)。

――(笑)。その書き込みを見たときどうでしたか?
【DJ KOO】 1つひとつ言い訳して、返信したいぐらい(笑)。

――ちなみに、自分が出演したテレビ番組って観ます?
【DJ KOO】 いや、恥ずかしくて観れないです。遠目で音だけ聴いているのが丁度いい。そのぶん、奥さんと娘が全部観てダメ出しをしてくれるので(笑)。だから1年に1回の『a-nation』が大切なんですよ。ステージが終わって、奥さんと娘を連れて楽屋まで歩いていると、一番古い所属アーティストだから、スタッフのみんなが「お疲れ様でした」って頭を下げてくれて、それが優越感です(笑)。

――では最後に、『a-nation』の今年の観どころなどについて教えて下さい。
【DJ KOO】 昨年から「AMG学園」という企画をWEBで立ち上げて、『a-nation』の魅力について紹介しています。昨年は、直接お客さんにレポートして、生の声を聞かせてもらって、参考にさせて頂いています。夏のお祭りなので、たくさんの方に来てもらいたいですね。

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関連写真

  • TRFのDJ KOO(写真:鈴木かずなり)
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  • TRF・DJ KOOのDJブースから見た『a-nation』の会場
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