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綾瀬はるか、50代になってもラブコメに出演したい

 これまでの出演作から“ラブコメ女優”のイメージもある綾瀬はるかだが、30代を迎えて本格アクションにもチャレンジするなど、より精力的な女優活動を展開している。そんななか、最新主演作『高台家の人々』では、雰囲気もピッタリな妄想女子を“綾瀬節”全開で好演。綾瀬のいまの女優観、50代になっても出演したいというラブコメへの想いを聞いた。

◆思ったことはなんでも口に出してしまう

――『高台家の人々』では、口下手で不器用だけど、頭のなかはおかしな妄想でいっぱいのOL・木絵がとてもキュートでした。綾瀬さんは木絵をどんなふうに思って演じていましたか?
【綾瀬はるか】 妄想のなかではハジけているんですけど、普段は言いたいことを飲み込んで、心のなかに秘めている子なんです。なのでラブコメとはいえ、意外と“ワーッ”となる演技よりも、抑えているときのほうが多かった気がします。それと、原作の画ではけっこうヌボ〜ッとした感じに描かれていたので、それをどう出そうかなって。やりすぎるとおかしくなってしまうと思ったので、微妙な“ヌボ〜ッ感”を出すのが意外と難しかったです(笑)。

――光正は人の心が読めてしまう“テレパス”。木絵は恋人の光正に自分の心が読まれることに苦悩しますが、その気持ちはわかりますか?
【綾瀬はるか】 木絵ちゃんの場合は思ったことを口に出すのが苦手な人だから、心を読まれたほうがうまくいくときもあるんです。でも、やっぱり自分だけの妄想をのぞかれるのは恥ずかしいだろうなって思うので、そこはすごく共感しました。「今はちょっと見ないでよ〜、のぞかないでよ〜」って言えれば楽なんでしょうけど(笑)。

――ご自分だったら、どんなときはのぞかれたくないですか?
【綾瀬はるか】 その人のことが好きなときはいいですけど、「あ、好きじゃないかも」って思ったときがマズいですよね。「最近、お腹出てるな〜」とか、ほかの人を見て「カッコいいかも」って思っちゃったりしたときとか(笑)。でも、恋人じゃなくて、家族とか身近な人だったら、私はのぞかれても大丈夫かもしれない。わりと思ったことはなんでも口に出してしまうほうだし、ちょっとくらい変なことを考えてても「ごめんね!」で済ませちゃいます(笑)。

◆自然に年を重ねていくのかな…環境が自分を変えてくれる

――綾瀬さんのラブコメが大好きというファンの方は多いと思います。ご自身はラブコメにどんな思いがありますか?
【綾瀬はるか】 今回は基本的にナチュラルに演じる部分が多かったんですけど、妄想シーンでのハジけたノリはすごく好きでした。ラブコメは20代のときにたくさんやらせていただいたので、“やっぱりラブコメっておもしろいな”って思います。昨年、30歳になりましたけど、いろいろな役をやらせていただくなかでも、ラブコメは定期的にやっていきたいです。それこそ40〜50代になっても、その年齢ならではの役柄で、女子の皆さんを励ますようなラブコメに出演できればいいなって思います。

――近年はNHK大河ドラマの主演など大役を任されることも増えていますが、心境の変化はありますか?
【綾瀬はるか】 あまり自分では意識していないかもしれないです(笑)。難しい役だと、クランクインする前は“どうしよう”って思ったりするんですけど、やっていくうちにそういうのもなくなっていくんですよね。

――ひとりの女性としては、30代という年齢を意識したことはありますか?
【綾瀬はるか】 自分の30代がこうなっているだろうっていうのをあまり思い描いたことがなくて……(笑)。29歳くらいのときに、“これからはちょっとしっかりしなきゃ”と思ったくらいです。でも、共演者に後輩が増えたりしているなかで、自然に大人になっていっているような感覚はあります。環境が自分を変えていってくれると思うので、きっとこういう感じで自然に年を重ねていくのかなあって思いますね。

――すごくナチュラルで、気構えることがないんですね。これからのビジョンは何か考えたりしますか?
【綾瀬はるか】 以前、SK-IIのイベントでケイト・ブランシェットさんとお話する機会があったんです。そのとき、30代でお子さんを3人産んで、仕事もして、やりたいことをやって、世界を回って……という生き方をされていると知って。人生にはすごくいろいろな選択肢があるんだな、そんなふうになれたらカッコいいな、と思いました。でも、私はというと……そこまでちゃんとは自分の人生を思い描いてはいないかも。これからちょっと考えてみます(笑)。
(文:加藤 恵)



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