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春風亭昇太、『笑点』に新風吹き込む「自分らしくやる」

 日本テレビ系演芸番組『笑点』(毎週日曜 後5:30)の6代目となる新司会に春風亭昇太(56)が決定した。22日に放送された『笑点 歌丸ラスト大喜利スペシャル』をもって司会を勇退する桂歌丸(79)から発表された。現メンバーのなかで2番目に若い昇太の抜てきに会場からは「えぇ〜」と驚きの声が漏れたが、放送後の会見で半ば“消去法”だったという起用理由を聞かされると、当の本人も「消去法なんですか?」と目を丸くした。

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 1959年12月生まれの昇太は、82年に春風亭柳昇のもとへ入門。92年には真打へとスピード昇進した。番組プロフィールには「ハチャメチャな新作落語で人気を得る一方、 昇太独自の現代的な解釈で取組む古典落語の会を積極的に開催。その実力が認められ、芸術祭大賞をはじめ、数々の賞を受賞してきた」と輝かしい経歴がズラリと並ぶ。

 落語家としての実績はもちろん、近年では俳優業にも活動の幅を広げ、TBS系ドラマ『タイガー&ドラゴン』(2003年)や『下町ロケット』(15年)などの注目作に参加した経験も。趣味の“お城巡り”が高じてか、NHKの大河ドラマにも『軍師官兵衛』(14年)と『花燃ゆ』(15年)の2作連続出演も果たしている。

 『笑点』には、06年から新メンバーとして加入。昇太は「回答者として入った10年前、どういう風にいればいいかわからなかった。そんな時、(歌丸に)ものすごく気を使っていただきまして、それがわかる分だけますます申し訳ないと思っていました」と当時の苦い思い出を回顧。その後は「独身キャラ」や「回答のカミカミ具合」などを武器に、メンバーに馴染んでいったが「(番組では)歌丸師匠のフォローの言葉で、笑いの量が全く変わって、うなることが多かった」と偉大なる前任者への感謝を何度も口にした。

 番組スタート時から、半世紀にわたって出演を続けてきた“笑点の生き字引”である歌丸が勇退し、今度は自分が舵取りをする立場となる。昇太は「歌丸師匠は50年間出続けられて、『笑点』のすべてを知り尽くした状態で司会をやられた。僕は、歌丸師匠の司会しか知らない」と圧倒的な経験の差を認める。それでも「歌丸師匠の後ということで、落語家で『やったー』と思う人はいない。大変なことが待ってると思うんですけど、とりあえず自分らしくやるしかない」と言葉に力を込めた。

 林家木久扇(78)、三遊亭好楽(69)、三遊亭小遊三(69)、三遊亭円楽(6代目)(66)、林家たい平(51)、山田隆夫(59)といった個性的な出演者たちに、来週からは司会者として“対峙”することになるが「僕が、この中で一番の新参者なんです。だから、大喜利史上初めて、回答者が“上から目線”なんです」とたくましく笑う。異例の大抜てきにネット上でも驚きの声が相次いでいるが、これまでになかったキャラクターで長寿番組にまた新たな風を吹き込んでくれそうだ。

■『笑点』司会者と担当時期
初代:立川談志 1966年5月〜69年11月
2代目:前田武彦 1969年11月〜70年12月
3代目:三波伸介 1970年12月〜82年12月
4代目:三遊亭円楽(5代目) 1983年1月〜2006年5月
5代目:桂歌丸 2006年5月〜2016年5月
6代目:春風亭昇太 2016年5月〜



関連写真

  • 日本テレビ系『笑点』大喜利司会者が桂歌丸(左)から春風亭昇太にバトンタッチ (C)ORICON NewS inc.
  • 日本テレビ系『笑点』終身名誉司会者に就任する桂歌丸 (C)ORICON NewS inc.
  • 日本テレビ系『笑点』メンバーの林家木久扇 (C)ORICON NewS inc.
  • 日本テレビ系『笑点』新司会者の春風亭昇太 (C)ORICON NewS inc.
  • 日本テレビ系『笑点』メンバーの三遊亭好楽 (C)ORICON NewS inc.
  • 日本テレビ系『笑点』メンバーの三遊亭小遊三 (C)ORICON NewS inc.
  • 日本テレビ系『笑点』メンバーの三遊亭円楽(6代目) (C)ORICON NewS inc.
  • 日本テレビ系『笑点』メンバーの林家たい平 (C)ORICON NewS inc.
  • 日本テレビ系『笑点』メンバーの山田隆夫 (C)ORICON NewS inc.
  • 5月22日時点での日本テレビ系『笑点』メンバー(前列左から)林家木久扇、桂歌丸、春風亭昇太、三遊亭好楽(後列左から)林家たい平、三遊亭小遊三、三遊亭円楽(6代目)、山田隆夫 (C)ORICON NewS inc.

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