NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』で一躍知名度をあげた女優、吉岡里帆（23）が結婚情報誌『ゼクシィ』の9代目CMガールに抜てきされ20日、都内で行われた同誌の新CM発表会に出席。ウエディングドレス姿を披露し、多くのフラッシュを浴びた。

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　女優の加藤ローサ、倉科カナ、広瀬すずらを輩出してきた同CMは、出演タレントがその後ブレイクを果たしていることから“美少女タレントの登竜門”的存在として知られている。吉岡も「1代目からCMは拝見していて、すごく光栄。大きな役をいただけて夢のようでシンデレラ気分です」と目を輝かせ、9代目として「ハッピーをたくさん届けられたら」と笑顔を振りまいた。

　「ずっとお芝居がしたくて、東京に出てからもずっとせりふがない不安と戦っていた」と下積み時代を回顧した吉岡だが、朝ドラをはじめ、現在は日本テレビ系ドラマ『ゆとりですがなにか』（毎週日曜　後10：30）に出演するなど、今後が期待される若手女優として着実に活躍の場を広げている。

　最近の好調ぶりを肌で実感しているのか、この日も多くの報道陣に囲まれると「台本がある喜び、こうやって人様に観ていただいて宣伝していただける。こういう場に感謝している」と感無量。「身に余るお仕事ですし、心を込めて愛情を持って取り組む姿勢をおばあちゃんになっても続けたい」とさらなる飛躍を誓っていた。

　周囲の環境も徐々に変化しているといい「作品を観てもらうことがなかったので、観て感想をもらえることがすごくうれしい」。新CMになぞらえて、自身の結婚観を問われると「30過ぎてからになるのかな？　今はお仕事を頑張らなきゃいけない時期。理想は温かくてユーモアのある一緒に笑い合える人」と願望を話していた。

　今年はCMガールの“相方”もオーディションで選考し俳優・戸塚純貴（23）を起用。新CMソングは、人気アイドルグループ・AKB48の「しあわせを分けなさい」で、22日よりオンエア。CMソングは、6月18日に新潟で開票イベントが行われる『第8回AKB48選抜総選挙』の結果を受けて、歌唱メンバーを決定し、それまではデモver.で放送される。

　総監督の横山由依は「すごく光栄なことだと思います。先日、AKBを卒業した元メンバーの結婚式に行ってきたんですが、『ゼクシィ』の過去のCMソングを聴いて感動した。まだメンバーは決まっていないけど、歌わせていただく曲も結婚とか恋愛の定番ソングになったらうれしいな」と願い、柏木由紀、島崎遥香らも「メンバーに選ばれたい」と意気込んでいた。

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