元SKE48で女優の松井玲奈が18日、都内で行われた主演舞台『新・幕末純情伝』制作発表会に出席。同作でNON STYLEの石田明とのラブシーンに挑戦する松井は、意気込みを聞かれ「意気込んでも、どうしようもないので…（石田に）申し訳ない気持ちでいっぱいです」と顔を赤らめた。

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　一方の石田も、今回がラブシーン初挑戦であるといい「どういうもんなのかわからないですけど、ステキなお話なので、この世界の中に入っていくことができれば、何とか愛してもらえるんじゃないかな」と控えめにアピール。松井も「ラストのシーンは本を読んでいる時点で涙が出てきたので、観ている方にも自分が思っている気持ちが伝わればうれしいです」と目を輝かせた。

　過去には石原さとみや桐谷美玲といった女優が熱演した役どころに挑戦することへのプレッシャーについて、松井は「今までの人たちというよりも、今回のメンバーでやるものが、より良いものになるようにという気持ちが強いので（重圧は）ないです」ときっぱり。「舞台がとても好きなので、自分の一番好きなステージに立てることが楽しみ。アクションもあるので、みなさんにあっと驚いてもらえるように頑張りたい」と意気込んでいた。

　同作は、2010年10月に亡くなった劇作家・つかこうへいさんの七回忌特別公演として、上演。幕末を舞台に、松井演じる新撰組の沖田総司が実は女だったという設定で物語が展開していく。

　発表会にはそのほか、細貝圭、早乙女友貴、味方良介、荒井敦史、伊達暁、永田彬、演出家の岡村俊一氏も出席。同作は、東京・天王洲銀座劇場と紀伊國屋ホール、大阪・梅田芸術劇場で上演される。