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虚淵玄氏が手がける映像作品の新ジャンル 台湾の伝統文化とタッグ

 台湾で「知らない人間はいない」と言われるほど、子どもから大人まで広く楽しまれてきた人形演劇「布袋劇(ほていげき)」を題材にした日台合同映像企画『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンダーボルトファンタジー トウリケンユウキ)』が、7月よりTOKYO MX(毎週金曜 後11:00)、BS11(毎週金曜 後11:30)で放送されることが決まった。

原案・脚本・総監修を務める『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンダーボルトファンタジー トウリケンユウキ)』7月よりTOKYO MX、BS11で放送(C)Thunderbolt Fantasy Project

原案・脚本・総監修を務める『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンダーボルトファンタジー トウリケンユウキ)』7月よりTOKYO MX、BS11で放送(C)Thunderbolt Fantasy Project

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 原案・脚本・総監修を務めるのは、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』『PSYCHO-PASS サイコパス』、特撮『仮面ライダー鎧武/ガイム』、オリジナル劇場作品『楽園追放 -Expelled From Paradise-』などの話題作を手がける虚淵玄氏(ニトロプラス)。

 およそ17世紀ごろに始まる「布袋劇」は演出を強化する特殊効果や人形造形を進化させつつ、独自の映像表現の世界を切り開き、その人形をさまざまな手法で操作する職人芸が融合し、単なる「人形による劇」という表現では言い尽くせない領域まで進化した伝統芸能。その映像にほれこんだ虚淵氏と台湾布袋劇で随一の知名度とクオリティを誇る制作会社「霹靂國際多媒體股フン有限公司」(※「フン」は「ニンベン」に「分」)がタッグを組み、台湾の伝統文化と日本のコンテンツ文化が融合することで生まれる、見たことの無い映像作品に挑む。

 キャラクターデザインはニトロプラスが率いるグラフィッカー陣(三杜シノヴ/源覚/Niθ/中央東口)が担当。武器デザインは霹靂社および石渡マコト(ニトロプラス)が手がける。人形の造形アドバイザーとして、フィギュアメーカーのグッドスマイルカンパニーが参加する。

 キャストには鳥海浩輔諏訪部順一中原麻衣小山力也鈴村健一大原さやか檜山修之平川大輔山路和弘関智一安元洋貴戸松遥大川透田中敦子ら、人気、実績ともに十分な声優陣が集結。主題歌は、今年デビュー20周年を迎えるT.M.Revolution に決定している。

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