竹下景子の次男で俳優の関口アナム(27)が29日、東京・港区のバー「CUT」で米・ニューヨークを拠点に活動する俳優・ヒロ ホンダ(30)と二人芝居を行った。ORICON STYLEでは、芝居後の関口にインタビューを行い、役者を志すきっかけや“二世俳優”と呼ばれることへの思いなどに迫った。
母はかつて「お嫁さんにしたい女優No.1」の称号を獲得したほどの大女優、竹下景子。父・関口照生は日本を代表する写真家と、芸能一家で育ったアナム。幼少期から芸能界に興味を持っていたかと思いきや、意外な答えが返ってきた。「小学校を卒業する時、将来の夢を言うんですけど、その頃はなぜか“シェフ”って言っていましたね」。小学校・中学校時代は“芸能”とは無縁の生活を送ってきた。
転機は高校生の頃。「やっぱり、親の影響だったんでしょうね。大学受験の時に武蔵野美術大学のデザイン科を志望していたんですが落ちてしまって、映像科の方に受かった。じゃあ、こっちでとりあえずやってみようと思いました」と当時を回想。入学すると、たちまち“映像の魅力”の虜になった。「初めて映像作りをみんなでやったら、僕にとってこれはデザインより楽しいなって気づいた。現場でひとつのものを作っていく雰囲気が、大好きですね」。仲間と作品づくりに励みながら“役者”として活動をする決心をした。
その後、1年強のイギリス留学を経て俳優デビュー。同じ世界に飛び込んだため、否が応でも“母・竹下景子”の名前とセットで紹介されることが多いというが「性別が違うっていうのがあるのかもしれないですけど、あんまりプレッシャーは感じない。二世って呼ばれることも、全然ストレスじゃないですね」ときっぱり。それでも「母のことは尊敬していますけど、越えたいっていう気持ちはありますね。いつかは『関口アナムのお母さんが、竹下景子なんだ』って言われるようになりたい」と目を輝かせながら熱く語った。
最近は、舞台で知り合った新進気鋭の映画監督・谷健二氏がオーナーを務めるバー「CUT」で不定期に二人芝居を開催しており、役者に必要な即興力や自然なしぐさを探求する日々を送る。初めて舞台に上がった時には、店内を家族や知り合いが占拠していたといい「家族や母の事務所の方など(客の)半分以上が身内だった。母は女優なので、笑い声も通って『アハッ、おっかしい!』というのが響いた時は恥ずかしかったですね」と苦笑いを浮かべながらも、うれしそうに振り返った。
現在放送中のフジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜 後10:00)にも出演中のアナムだが、反響について「友だちからは『あんまり出てなかったね』って言われますね」とさみしげにポツリ。母親からも同様のことを指摘されるそうだが、「お芝居については、あんまり言わなくて『演出さんとかスタッフさんの言うことを聞いて、役づくりのことは自分で考えなさい』だけですね。でも、それが母なりのメッセージだと思っています」。言葉は少ないが、母からの貴重なエールをかみしめている。
アメリカで毎日オーディションを受けているというヒロの話に刺激を受け、新たな目標ができたのだとアナムは笑う「やっぱり、ハリウッドには1回行ってみたいですね。だんだんと境界みたいなものもなくなってきていると思うので、単純にどういう風にやっているのかというのも気になりますね」。二世の十字架に囚われることなく、周りのサポートを受けながら、関口アナムはこれからますます飛躍していく。
母はかつて「お嫁さんにしたい女優No.1」の称号を獲得したほどの大女優、竹下景子。父・関口照生は日本を代表する写真家と、芸能一家で育ったアナム。幼少期から芸能界に興味を持っていたかと思いきや、意外な答えが返ってきた。「小学校を卒業する時、将来の夢を言うんですけど、その頃はなぜか“シェフ”って言っていましたね」。小学校・中学校時代は“芸能”とは無縁の生活を送ってきた。
転機は高校生の頃。「やっぱり、親の影響だったんでしょうね。大学受験の時に武蔵野美術大学のデザイン科を志望していたんですが落ちてしまって、映像科の方に受かった。じゃあ、こっちでとりあえずやってみようと思いました」と当時を回想。入学すると、たちまち“映像の魅力”の虜になった。「初めて映像作りをみんなでやったら、僕にとってこれはデザインより楽しいなって気づいた。現場でひとつのものを作っていく雰囲気が、大好きですね」。仲間と作品づくりに励みながら“役者”として活動をする決心をした。
その後、1年強のイギリス留学を経て俳優デビュー。同じ世界に飛び込んだため、否が応でも“母・竹下景子”の名前とセットで紹介されることが多いというが「性別が違うっていうのがあるのかもしれないですけど、あんまりプレッシャーは感じない。二世って呼ばれることも、全然ストレスじゃないですね」ときっぱり。それでも「母のことは尊敬していますけど、越えたいっていう気持ちはありますね。いつかは『関口アナムのお母さんが、竹下景子なんだ』って言われるようになりたい」と目を輝かせながら熱く語った。
最近は、舞台で知り合った新進気鋭の映画監督・谷健二氏がオーナーを務めるバー「CUT」で不定期に二人芝居を開催しており、役者に必要な即興力や自然なしぐさを探求する日々を送る。初めて舞台に上がった時には、店内を家族や知り合いが占拠していたといい「家族や母の事務所の方など(客の)半分以上が身内だった。母は女優なので、笑い声も通って『アハッ、おっかしい!』というのが響いた時は恥ずかしかったですね」と苦笑いを浮かべながらも、うれしそうに振り返った。
現在放送中のフジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜 後10:00)にも出演中のアナムだが、反響について「友だちからは『あんまり出てなかったね』って言われますね」とさみしげにポツリ。母親からも同様のことを指摘されるそうだが、「お芝居については、あんまり言わなくて『演出さんとかスタッフさんの言うことを聞いて、役づくりのことは自分で考えなさい』だけですね。でも、それが母なりのメッセージだと思っています」。言葉は少ないが、母からの貴重なエールをかみしめている。
アメリカで毎日オーディションを受けているというヒロの話に刺激を受け、新たな目標ができたのだとアナムは笑う「やっぱり、ハリウッドには1回行ってみたいですね。だんだんと境界みたいなものもなくなってきていると思うので、単純にどういう風にやっているのかというのも気になりますね」。二世の十字架に囚われることなく、周りのサポートを受けながら、関口アナムはこれからますます飛躍していく。
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2016/04/30