俳優の渡部豪太と女優の雛形あきこによる二人芝居『令嬢と召使』が21日、東京・世田谷区のシアタートラムで開幕。ORICON STYLEでは、本番を直前に控えた2人へのインタビューを敢行した。同作が、自身初の二人芝居となる渡部は「こういうことを演じたいと言った時、ほかの役者さんと衝突してしまうこともあるんですけど、雛形さんは聞き入れてくださった。うるさく言って申し訳ないと思っていても『それは強要じゃなくて、共有ですから。共有はすばらしいことですから』とおっしゃってくれた」と雛形の器量の大きさに感謝した。
同作は、スウェーデンの作家ストリンドベリによる戯曲『令嬢ジュリー』が原作の会話劇。令嬢ジュリーと召使ジャンという身分の違う二人の間で繰り広げられる、限りなく濃密で、限りなく危険な心理戦が、ジャズピアニストの道脇直樹氏の伴奏に乗せて、テンポよく描かれる。
渡部は、作品の魅力について「男と女の大きな愛の話です。いろんな愛の形がひとつの作品になっています」と力説。「全体を通してみたら男と女が愛し合っているという内容で、身近にある話なんですけど、観てくださる方が目まぐるしい展開に心を動かされて『何だ、これは?』と思ってくれたらうれしいですね」と期待を寄せた。
また、けいこ場でのエピソードについて渡部は「雛形さんから“洗濯物の干し方”とか、生活の仕方を教わりました。あとは、パイプ椅子でも(雛形が)体育座りしていたのが印象的でしたね」とにっこり。雛形も「その空気が、すごく良かったんだと思います。だから、みんなで(作品の)奥の方まで共有できたと思う」と同意した上で「作品を通して何かを感じて、それを楽しんでいただけたらいいな…」と呼びかけていた。
同所にて、24日まで上演される。
同作は、スウェーデンの作家ストリンドベリによる戯曲『令嬢ジュリー』が原作の会話劇。令嬢ジュリーと召使ジャンという身分の違う二人の間で繰り広げられる、限りなく濃密で、限りなく危険な心理戦が、ジャズピアニストの道脇直樹氏の伴奏に乗せて、テンポよく描かれる。
渡部は、作品の魅力について「男と女の大きな愛の話です。いろんな愛の形がひとつの作品になっています」と力説。「全体を通してみたら男と女が愛し合っているという内容で、身近にある話なんですけど、観てくださる方が目まぐるしい展開に心を動かされて『何だ、これは?』と思ってくれたらうれしいですね」と期待を寄せた。
また、けいこ場でのエピソードについて渡部は「雛形さんから“洗濯物の干し方”とか、生活の仕方を教わりました。あとは、パイプ椅子でも(雛形が)体育座りしていたのが印象的でしたね」とにっこり。雛形も「その空気が、すごく良かったんだと思います。だから、みんなで(作品の)奥の方まで共有できたと思う」と同意した上で「作品を通して何かを感じて、それを楽しんでいただけたらいいな…」と呼びかけていた。
同所にて、24日まで上演される。
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2016/04/21